テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は28日、男子シングルス1回戦が行われ、第4シードの
S・チチパス(ギリシャ)が、世界ランク188位のA・リシャール(スイス)を7-6(7-1), 6-3, 5-7, 6-4で破り、2018年以来4年ぶり2度目の初戦突破を決めた。
>>チチパスらウィンブルドン男子 組合せ<<>>本玉らウィンブルドン女子 組合せ<<前週のマヨルカ・チャンピオンシップス(スペイン/マヨルカ、芝、ATP250)ではグラスコートでキャリア初の優勝を果たした世界ランク5位のチチパス。
この日、予選から勝ち上がったリチャードと2度のブレークを奪い合い、第1セットからタイブレークへ突入すると、これに競り勝って先行する。
第2ゲームでも2度のブレークを奪ってセットカウント2-0とするも、第3セットは落としセットカウント2-1に。それでも第4セットでは序盤にブレークを奪い合う中、第10ゲームでブレークに成功し、約3時間半の熱戦を制した。
試合後、チチパスはマヨルカ・チャンピオンシップスでの勝利が、「自信」につながっていることを明かした。
「このような大きな大会の前に勝利していることは、間違いなく助けになっている。ウィンブルドンの前週にタイトルを取ってスタートする特権は、これまでなかったんだ。だから今年も自信を持って臨むことができる」
「このサーフェスをもっと好きになったよ。僕は芝でプレーするのが好きなんだ。このサーフェスでの勝利は、自分を高めてくれるし、気分も良くしてくれる。特にこのようなテニスの最高峰で戦っているときには、そのように感じることが大切だ。タイトルを獲得することは、自分の自信につながり、その後のキャリアでより大きなタイトルを獲得することにつながるからね」
勝利したチチパスは1回戦で世界ランク76位の
J・トンプソン(オーストラリア)と対戦する。
同日には第2シードの
R・ナダル(スペイン)、第12シードの
D・シュワルツマン(アルゼンチン)、第13シードの
D・シャポバロフ(カナダ)、第15シードの
R・オペルカ(アメリカ)、世界ランク40位の
N・キリオス(オーストラリア)(らが2回戦に駒を進めている。一方で、第6シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)や日本の
西岡良仁、
ダニエル太郎は初戦で敗退となった。
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