テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は23日、女子シングルス予選決勝が行われ、予選第9シードの
本玉真唯が世界ランク266位のL・サン(スイス)を6-7(9-11), 6-2, 6-3の逆転で破り、初の本戦入りを決めた。
3試合に勝利すると本戦に出場できるこの予選。本玉は今大会がウィンブルドン初挑戦。予選1回戦では世界ランク295位のS・ワグナー(ドイツ)をストレートで、予選2回戦では同195位のL・カブレラ(オーストラリア)を逆転で破った。
この日、本玉は第4ゲームに最初のブレークを許すも、直後にブレークバック。第6ゲームでもブレークされるも、第9ゲームで再びブレークバックに成功する。しかし、タイブレークの末に競り負けて第1セットを落とす。
続く第2セット、先行された本玉だったが第2・第8ゲームでブレークを奪い、1セットオールに。ファイナルセットでは第1ゲームからブレークを奪われるも、第2・第4ゲームでブレークに成功。約2時間半の一戦を逆転で制し、大会初出場ながら初の本戦入りを決めた。
日本勢では本玉の他に、世界ランク180位の
内島萌夏と同193位の
内藤祐希が出場。内島は第16シードの
F・フェロ(フランス)に、内藤は世界ランク201位のA・ラザロ ガルシア(スペイン)にそれぞれフルセットで敗れ、初戦敗退を喫している。
また、27日から始まる本戦には世界ランク100位の
土居美咲が出場する。一方、世界ランク43位の
大坂なおみは負傷により欠場が決まっている。
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