男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は7日、シングルス準決勝が行われ、第7シードの
C・アルカラス(スペイン)が第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)を6-7(5-7),7-5, 7-6(7-5)の逆転で破り、大会初の決勝進出を決めた。また、この結果により19歳のアルカラスは大会最年少で決勝進出を果たしている。
>>ジョコビッチvsアルカラス 1ポイント速報<<>>ズベレフvsチチパス 1ポイント速報<<ジョコビッチは準々決勝で第12シードの
H・フルカチュ(ポーランド)を6-3, 6-4のストレートで下し、3年ぶり7度目の4強入りを果たした。一方、アルカラスは準々決勝で第3シードの
R・ナダル(スペイン)を6-2, 1-6, 6-3のフルセットで破り、史上最年少で大会ベスト4進出を決めた。
両者初の顔合わせとなったこの日は序盤、第1ゲームからアルカラスがブレークに成功し幸先良いスタートを切る。しかし第8ゲームでブレークバックを許しタイブレークへ突入すると、2度のミニブレークを奪われて第1セットを落とす。
続く第2セット、互いにサービスキープが続く中、アルカラスが粘りのプレーで第12ゲームにこの日2度目のブレークに成功。1セットオールとして試合はファイナルセットへ突入。
勝負のファイナルセット、互いにブレークを許さずサービスキープが続き、この日2度目のタイブレークへ。3度のミニブレークを奪ったアルカラスが3時間半の熱戦を制した。
勝利したアルカラスは決勝で第2シードの
A・ズベレフ(ドイツ)と第4シードの
S・チチパス(ギリシャ)のどちらかと対戦する。
■関連ニュース
・ナダル撃破「大きな意味ある」・ジョコ、アルカラスを賞賛・ジョコ4強「組立に満足」■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング