男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は6日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が第12シードの
H・フルカチュ(ポーランド)を6-3, 6-4のストレートで退け、3年ぶり7度目のベスト4進出を決めた。
>>ナダルvsアルカラス 1ポイント速報<<>>マドリッドOP 男子組み合わせ・結果<<両者は4度目の顔合わせで、これまでジョコビッチが3戦全勝をおさめている。
第1セットの序盤、第2ゲームからジョコビッチがブレークに成功して3ゲームを連取。サービスゲームではファーストサーブ成功時に87%の高い確率でポイントを獲得し、リードを守って先取する。
続く第2セット、序盤は互いにサービスキープが続くも第5ゲームでジョコビッチがこの日2度目のブレークに成功。フルカチュの反撃を許さず、1時間21分で4強入りを決めた。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトで、試合後のジョコビッチのコメントを掲載し「良いパフォーマンスだった」と振り返った。
「第2セットではサーブがとてもうまくいったので、そのおかげで僕は勝つことができたと思う」
「ポイントの組み立て方には満足しているよ。走らせてミスを誘って、全体としては良いパフォーマンスだった」
「今日は明らかに暖かい。ウォームアップからこの2時間の間でも、ボールの跳ね具合が2メートルほど増えている」
「フビ(フルカチュ)は背が高く、この標高で回転をかけるとすべてが高く跳ねてしまうので、僕はコートの奥に立って色々なショットを混ぜようとした。彼のファーストサーブにプレッシャーをかけることができた。お互いにアジャストするのに時間がかかり、第2セットはより質の高いものになったと思う」
勝利したジョコビッチは準決勝で、第3シードの
R・ナダル(スペイン)と第7シードの
C・アルカラス(スペイン)の勝者と対戦する。
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