男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は3日、シングルス2回戦が行われ、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が世界ランク21位の
G・モンフィス(フランス)を6-3, 6-2のストレートで下し、3回戦へ駒を進めた。ジョコビッチは試合を振り返り「今年のベストパフォーマンス」と評価した。
>>マドリッドOP 男子組み合わせ・結果<<>>マドリッドOP 女子組み合わせ・結果<<ジョコビッチは今季3大会目となった4月のセルビア・オープン(セルビア/ベオグラード、クレー、ATP250)では3試合連続で逆転勝ちをおさめて今季初の決勝へ進出。世界ランク8位の
A・ルブレフに敗れるも準優勝をおさめた。
今季初タイトルをかけて今大会に臨んでいるジョコビッチは、これまで17戦全勝しているモンフィスに対して1度もブレークを許さず、1時間27分で3回戦進出を決めた。
男子プロテニス協会のATPは試合後のジョコビッチのコメントを掲載し、「おそらく今年のベストパフォーマンスと評価できるだろう」と語った。
「ここ3日間練習を行っていたときと今夜では、コートのコンディションが異なっていた。今夜は明らかに雨のせいでコートが重く、(土が)もっとあった」
「今日は全体的にとても良いプレーができたと思う。今年出場した大会ではベストなテニスができず、まだ自分のリズムを見つけられずにいたことを考えると、とてもうれしいよ」
ジョコビッチは3回戦で、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している
A・マレー(イギリス)と対戦する。両者の対戦は37度目で、これまでジョコビッチが25勝11敗とリード。最後の対戦は2017年1月のカタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ 、ハード、ATP250)決勝まで遡り、ジョコビッチが6-3, 5-7, 6-4で勝利した。
マレーはジョコビッチとの5年4ヶ月ぶりの対戦について、「僕たちは長年にわたって、世界最高峰のトーナメントで多くの素晴らしい戦いをしてきた。4つのグランドスラムのすべてで決勝を戦ったし、ここでも決勝を戦った。彼と対戦するチャンスは長い間なかったんだ。だから試合を楽しみたいし、ベストを尽くして自分がどのレベルにあるのかを見極めたい」とコメントしている。
同日に行われた2回戦では、ジョコビッチ、マレー、第6シードのルブレフ、第7シードの
C・アルカラス(スペイン)が勝利し、3回戦へ進出した。
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