男子テニスのBMWオープン(ドイツ/ミュンヘン、レッドクレー、ATP250)は30日、シングルス準決勝が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場する世界ランク70位のH・ルーネが同62位の
O・オッテ(ドイツ)を6-4, 6-4のストレートで破り、ツアー大会初の決勝進出を果たした。
>>大坂 なおみvsソリベス=トルモ 1ポイント速報<<>>マドリッドOP 女子組み合わせ<<今大会の3回戦では第1シードで世界ランク3位の
A・ズベレフ(ドイツ)にストレート勝ちを収めた19歳のルーネ。準々決勝では同63位の
E・ルースブオリ(フィンランド)もストレートで破り勝ち上がりを決めた。
この試合の第1セット、第1ゲームで先にブレークを許したルーネ。ゲームカウント2-4とリードされるも、そこから4ゲーム連取に成功し先行する。続く第2セットではファーストサービスが入った時に94パーセントの高い確率でポイントを獲得。第9ゲームでブレークに成功し、1時間28分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにルーネのコメントを掲載し「かなり非現実的な感覚。この大会で、ここまで来れるとは全く予想していなかった。ただ一戦一戦を大切に戦ってきたよ。もちろん、2回戦でズベレフと対戦するというタフなドローだったけど、それは分かっていた。最初から準備していたし、決勝に進出できてすごくうれしいよ」と語った。
「だんだん良くなってきている。毎日向上している、これが重要なことなんだ。最終的には世界NO.1になりたいという目標もあるよ。ここミュンヘンに来られてうれしいね」
勝利したルーネは決勝で第8シードの
B・ファン・デ・ザンスフルプ(オランダ)と対戦する。ファン・デ・ザンスフルプは準決勝で第7シードの
M・キツマノビッチ(セルビア)を2-6, 7-6 (7-4), 6-4の逆転で破っての勝ち上がり。
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