男子テニスのBMWオープン(ドイツ/ミュンヘン、レッドクレー、ATP250)は27日、シングルス2回戦が行われ、第1シードで世界ランク3位の
A・ズベレフ(ドイツ)はワイルドカード(主催者推薦)で出場している同70位のH・ルーネに3-6, 2-6のストレートで敗れ、3月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP/WTA1000)に次ぐ今季2度目の初戦敗退を喫した。
>>大坂 なおみvsポタポヴァ 1ポイント速報<<>>マドリッドOP 組み合わせ<<4月のロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)では4強入りを果たしたズベレフ。BMWオープンでは2017年・2018年で2連覇を果たしており、昨年大会ではベスト8となっていた。
しかし、この試合の第1セットでは第2ゲームでブレークを許し3ゲームを連取される。その後、第7ゲームでブレークバックに成功したズベレフだったが、第8ゲームで再びブレークを奪われる。ルーネのサービング・フォー・ザ・セットとなった第9ゲームでは2度のブレークチャンスを握るも活かせず先行される。
続く第2セット、第1ゲームでいきなりブレークを許したズベレフ。第5ゲームでもブレークを許すと、リターンゲームでは1度しかブレークチャンスを掴めず、1時間39分で力尽きた。
大会の公式サイトはズベレフのコメントを掲載し「自分のプレーは残念だった。観客と大会に謝らなければならない。ここ5~7年で最悪の試合だった」と語った。
勝利したルーネは準々決勝で世界ランク63位の
E・ルースブオリ(フィンランド)と対戦する。ルースブオリは2回戦で同65位の
M・クレッシー(アメリカ)を6-3, 6-3のストレートで破っての勝ち上がり。
同日には第4シードの
N・バシラシヴィリ(ジョージア)と第7シードの
M・キツマノビッチ(セルビア)が8強に駒を進めている。
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