男子テニスのバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)は20日、シングルス2回戦が行われ、第5シードの
C・アルカラス(スペイン)が世界ランク71位の
クォン・スンウ(韓国)を6-1, 2-6, 6-2のフルセットで破り、大会初のベスト16進出を果たした。
>>バルセロナOP 組み合わせ<<上位16シードは1回戦免除のため、この日が初戦だったアルカラスは第1セット、ファーストサービス成功時に94パーセントの高い確率でポイントを獲得。リターンゲームでは第2・第4ゲームでブレークに成功し、27分で先行する。
第2セット、序盤で2ゲーム連取に成功したアルカラスは第3ゲームから6ゲーム連取を許し、34分で1セットオールに追いつかれる。
迎えたファイナルセットでは、第1・第5ゲームでブレークに成功し、1時間33分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトでアルカラスのコメントを紹介している。
「僕はとても良いプレーを始めた。試合は自分に有利な展開だった。第2セットでスコアをキープするのは大変だった。彼(スンウ)も本当にいいプレーをし始めたと思う。そして、第3セットではとても良いスタートを切ることができた」
「少し簡単なスコアでも、競った試合だったと思う。水曜日の風と寒さと雨の中でのプレーの難しさに注目し、スコアは少し簡単でも惜しい試合だったと思う」
アルカラスは3回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク101位の
J・ムナル(スペイン)と対戦する。ムナルは2回戦で第9シードの
N・バシラシヴィリ(ジョージア)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第3シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)、第8シードの
P・カレノ=ブスタ(スペイン)、第10シードの
A・デ ミノー(オーストラリア)、第13シードの
F・ティアフォー(アメリカ)らが3回戦へ駒を進めた。
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