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アルカラス 敗退に「がっかり」

カルロス・アルカラス
初戦敗退のアルカラス
画像提供: ゲッティイメージズ
男子テニスのロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)は13日、シングルス2回戦が行われ、第8シードのC・アルカラス(スペイン)は世界ランク42位のS・コルダ(アメリカ)に6-7 (2-7), 7-6 (7-5), 3-6のフルセットで敗れ、大会初白星を逃すと共に初戦敗退となった。試合後、アルカラスは「がっかりしている」と語った。

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前々週のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)でタイトルを獲得し、2007年に19歳10ヶ月で優勝したN・ジョコビッチ(セルビア)の大会史上最年少優勝記録を更新した18歳のアルカラス。

この試合の第1セットはブレークの奪い合いとなる。コルダが第6ゲームでブレークに成功するとアルカラスは直後の第7ゲームでブレークバックに成功。第9ゲームではコルダのダブルフォルトもありブレークを奪うと第10ゲームでサービング・フォー・ザ・セットを迎える。しかし、コルダに強烈なフォアハンドを決められブレークを許すと、その後もお互いに1度ずつブレークしタイブレークに突入。2度のミニブレークを許し先行される。

第2セット序盤は第1セット同様にブレークを奪い合う展開に。第7ゲームまでお互いに2度ずつブレークするとその後はサービスキープが続きタイブレークに突入。2度のミニブレークに成功したアルカラスがセットカウント1-1に追いつく。

迎えたファイナルセット、第1ゲームでいきなりブレークに成功したアルカラス。しかし、第4ゲームでブレークバックを許すと、第8ゲームでもブレークを許し第9ゲームでコルダがサービング・フォー・ザ・マッチを迎える。1度のマッチポイントを凌いだアルカラスだったが、3時間2分の激闘の末に力尽きた。

敗れたアルカラスは試合後に同一戦を総括。男子プロテニス協会のATPがそのコメントを紹介している。

「自分自身に少しがっかりしている。でも、こういう負けも時にはいい経験になるんだ。みんなが僕に期待していることは考えなかったよ。自分のこと、自分のやるべきことに集中した。クレーコートでもっと試合をこなさなければならないね」

「クレーコートでのプレーに慣れるのは決して簡単なことじゃない。相手は偉大なプレーヤーであるセバスチャン(コルダ)だったけど、初戦は誰が相手であっても、いつもタフなものなんだ。今日は風もあって難しいコンディションだった。今は次の大会に集中してクレーコートでプレーし続けたい」

「クレーコートでのプレーはハードコートとは全く違う。ポイントが長いし、スライスもハードコートより多く使われる。自分のプレーを合わせなければならない。ハードコートからクレーコートへの移行は大変なことだよ」

一方、勝利したコルダは3回戦で第10シードのT・フリッツ(アメリカ)と対戦する。フリッツは2回戦で世界ランク22位のM・チリッチ(クロアチア)を6-3, 4-6, 6-4のフルセットで下しての勝ち上がり。




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(2022年4月14日7時51分)



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