男子テニスのフェイズ・サロフィム&Co.米男子クレーコート選手権(アメリカ/ヒューストン、クレー、ATP250)は6日、シングルス2回戦が行われ、第3シードの
R・オペルカ(アメリカ)が世界ランク161位の
M・クルーガー(アメリカ)を3-6, 6-2, 6-4の逆転で破り、大会初のベスト8進出を決めた。
上位4シードが1回戦免除のため、この日が初戦となったオペルカは、第3・第6ゲームでブレークを許し、36分で第1セットを落とす。第2セットではファーストサービス成功時に73パーセントの確率でポイントを獲得。リターンゲームでは第1・第5ゲームでブレークに成功し、35分でセットカウント1-1に追いつく。
迎えたファイナルセットでは第7ゲームでブレークを奪い、1時間53分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは試合後のオペルカのコメントを掲載。
「彼(クルーガー)はいいプレーをした。彼は自由だったと思うが、僕はそうじゃなかった。状況が違うんだ」
「彼はあのコートで自由にプレーしているし、僕はまだクレーで試合をしたことがなかったんだ。彼は3試合していたから、勢いが変わるんだ」
「僕は、特にサーフェスが変えると、常に安定したプレーができるわけではないから、良い勝利だったと思うよ」
勝利したオペルカは準々決勝で予選から勝ち上がった世界ランク361位のG・ブラウワー(オランダ)と対戦する。ブラウワーは2回戦で、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している同157位の
J・J・ウルフ(アメリカ)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日にはワイルドカード(主催者推薦)で世界ランク94位の
N・キリオス(オーストラリア)が8強へ駒を進めた。
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