男子テニスのデルレイビーチ・オープン・バイ・ヴィタコストドットコム(アメリカ/デルレイビーチ、ハード、ATP250)は19日、シングルス準決勝が行われ、第2シードの
R・オペルカ(アメリカ)が世界ランク91位の
J・ミルマン(オーストラリア)を7-6 (10-8), 6-7 (3-7), 7-6 (7-4)のフルセットで破り、2020年以来2年ぶり2度目の決勝進出を果たした。
>>ジョコビッチらドバイ選手権組み合わせ<<>>YouTube サーブ上達は『トス』が命、初心者もりし 大会出場へ向け素振り100回の課題<<前週のダラス・オープン(アメリカ/ダラス、室内ハード、ATP250)では決勝で世界ランク45位の
J・ブルックスビー(アメリカ)との同国対決を制し優勝を果たしたオペルカ。この試合の第1セットでは第1ゲームでいきなりブレークに成功するも第8ゲームでブレークバックを許しタイブレークに突入。タイブレークでは2度のミニブレークに成功し先行する。
第2セット、お互いにサービスキープが続くと第10ゲームではオペルカが3度のマッチポイントを握るも活かしきれず。再びタイブレークにもつれこむと2度のミニブレークを奪われセットカウント1-1に追いつかれる。迎えたファイナルセット、ファーストサービスが入った時86パーセントの高い確率でポイントを獲得したオペルカ。第3ゲームでは2度のブレークチャンスを掴むも活かせず、またしてもタイブレークに突入。1度のミニブレークに成功したオペルカが3時間の激闘を制した。
男子プロテニス協会のATPはオペルカのコメントを掲載し「2セットで勝てたら良かった。そしたら、今頃は家に帰ってベッドで寝ていただろうね。彼(ミルマン)はマッチポイントで信じられないようなフォアハンドを打ってきたから、僕にできることはあまりなかった。思い通りの結果にならなかったけど、勝つことができた」と語った。
勝利したオペルカは決勝で第1シードの
C・ノリー(イギリス)と対戦する。ノリーは準決勝で第4シードの
T・ポール(アメリカ)を6-3, 6-3のストレートで破っての勝ち上がり。
次戦についてオペルカは次のように述べた。
「彼(ノリー)が第1シードであるのには理由がある。昨年、多くの試合に勝ったからね。(今は)僕より断然フレッシュ。なぜなら、僕は先週(試合時間が)長かったし、今夜も長かったからね。最後の試合だから、すべてを賭けるよ」
■関連ニュース
・オペルカ 優勝後にまさかの警告・オペルカ 2年ぶり8強進出・オペルカ わずか55分で4強■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング