男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は30日、世界ランク103位の
F・セルンドロ(アルゼンチン)と第9シードの
J・シナー(イタリア)のシングルス準々決勝が行われたが、第1セットのゲームカウント4-1の時点でシナーが途中棄権をしたため、セルンドロが初のベスト4進出を果たした。
>>大坂 なおみvsベンチッチ 1ポイント速報<<>>マイアミOP男女組み合わせ・結果<<大会史上最も低い世界ランキングでのセミファイナリストとなり、「ATPマスターズ1000」のデビュー戦でシングルス準決勝に進出したのは2012年10月のロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)での
J・ヤノヴィッツ(ポーランド)以来 約9年5カ月ぶりとなった23歳のセルンドロ。
今大会、1回戦で
T・フリークスポール(オランダ)を破ると2回戦では第16シードの
R・オペルカ(アメリカ)が途中棄権したため勝ち上がり。3回戦で第22シードの
G・モンフィス(フランス)、4回戦で第28シードの
F・ティアフォー(アメリカ)とシード勢を破って8強入りを果たしていた。
この試合の第1セット、第4ゲームで最初のブレークに成功したセルンドロ。すると第5ゲーム終了時にシナーが足の痛みを訴えてメディカル・タイムアウトをとった。その後試合続行は不可能となり、23分で終了している。
男子プロテニス協会のATPは初の4強入りを果たしたセルンドロのコメントを掲載し「夢見ていたことがすべて叶った」と語った。
また、インスタグラムを更新しており次のようにつづっている。
「準決勝!思い通りにならなかったけど、(試合は)続く。シナーの一日も早い回復を祈っている。応援してくれた皆さん、ありがとう。金曜日に会いましょう」
なお、セルンドロは準決勝で第2シードの
A・ズベレフ(ドイツ)と第6シードの
C・ルード(ノルウェー)の勝者と対戦する。
>>セルンドロのインスタグラムはこちら<<
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