男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は28日、シングルス3回戦が行われ、世界ランク96位の
西岡良仁は同44位の
L・ハリス(南アフリカ)に6-7(5-7), 6-4, 5-7 のフルセットで敗れ、同大会で初の4回戦進出はならなかった。
>>大坂 なおみvsコリンズ1ポイント速報<<>>マイアミOP 男女組合せ・結果<<両者は2度目の顔合わせで西岡の0勝1敗。前回は2021年8月のW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)1回戦で対戦しており、3-6, 4-6のストレートで敗れていた。
今大会、西岡は2回戦で第24シードの
D・エヴァンス(イギリス)を3-6, 6-4, 6-3の逆転で下しての勝ち上がり。一方、ハリスは第12シードの
D・シャポバロフ(カナダ)をストレートで下し、3回戦へ進出している。
身長193センチの長身から繰り出すビッグサーブとフォアハンドの高い打点からの強打を武器とするハリスに対して、西岡はサービスから角度と緩急を織り交ぜた展開、そして今大会好調のバックハンドで対抗。
第1セットは序盤からサービスキープが続き、西岡は第8ゲームで両者を通じて初のブレークポイントを握るもハリスがこれを凌ぐ。互いに譲らずタイブレークに突入すると、ハリスが先にミニブレーク。西岡がすぐさま挽回する展開が続くも、最後は西岡のフォアハンドがネットにかかり第1セットを55分で先取される。
第2セット、西岡が第1セットに続いて第5ゲームで先にブレークチャンスを2度掴むも、ハリスがビッグサーブで凌ぐ。西岡は自身のサービスゲームでは、3ゲーム連続でラブゲームでキープをし、ハリスに隙を与えない。すると西岡は第9ゲームで、両者を通じてこの試合初のブレークを決めると、最後はラブゲームで締めて、1セットオールとする。
迎えたファイナルセット、ハリスにブレークポイントを与えない西岡は、第9ゲーム、第11ゲームでブレークチャンスを掴むも決めきれず。第12ゲームで、この試合唯一のブレークを許してフルセットで敗れた。
勝利したハリスは4回戦で、8強入りをかけてディフェンティングチャンピオンで第8シードの
H・フルカチュ(ポーランド)と対戦する。フルカチュは3回戦で第29シードの
A・カラツェフを7-5, 4-6, 6-3のフルセットで退けての勝ち上がり。
また同日には第1シードの
D・メドベージェフ、世界ランク39位の
J・ブルックスビー(アメリカ)が4回戦へ駒を進めている。
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