男子テニスのアビエルト・メキシカーノ・テルセル・HSBC(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)は24日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードの
D・メドベージェフが世界ランク103位の
西岡良仁を6-2, 6-3のストレートで破り、ベスト4進出を果たした。
>>メドベージェフ、ナダルらアカプルコOP組み合わせ<<>>高校センバツ 男女団体組合せ<<今大会の1回戦で世界ランク49位の
B・ペール(フランス)、2回戦で同68位の
P・アンドゥハル(スペイン)をいずれもストレートで破ったメドベージェフ。
この試合の第1セットではファーストサービスが入った時に80パーセントの確率でポイントを獲得。終盤で4ゲーム連取に成功し先行する。第2セット、序盤で2度のブレークを許しゲームカウント1-3とされるも、そこから5ゲームを連取し1時間10分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPはメドベージェフのコメントを掲載し「彼(西岡)はタフな相手だけど弱点はサーブだと思う。予想外のリターン、走り方、ショットの見せてくるよ」と語った。
勝利したメドベージェフは準決勝で第4シードの
R・ナダル(スペイン)と世界ランク39位の
T・ポール(アメリカ)の勝者と対戦する。
ナダルと対戦する可能性についてメドベージェフは次のように述べた。
「彼と対戦するのは、いつも特別なこと。リベンジするチャンスでもあるね。彼、
R・フェデラー(スイス)、
N・ジョコビッチ(セルビア)、
A・マレー(イギリス)といった最高の選手から学ばなければならない。いつも厳しい戦いに敗れたとき、彼らはリベンジを果たそうとしていた。うまくいくときもあれば、そうでないときもある。僕がラファと対戦するときも、そうしようと思っているよ」
また、24日に行われたドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、ATP500)の準々決勝で、第1シードのN・ジョコビッチがストレートで敗れ、2020年以来2年ぶり10度目のベスト4進出を逃したため、この試合の結果に関わらずメドベージェフが2月28日付の世界ランキングで1位に立つことが決定していた。
そのことについては「このような知らせを受けると試合をするのは簡単ではないね。僕は全ての試合に勝つためにここにいるので、今日も勝つことが第一の目標だった。でも、間違いなく素晴らしいニュースだよ」と明かした。
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