男子テニスのドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、ATP500)は23日、シングルス2回戦が行われ、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が世界ランク26位の
K・ハチャノフを6-3, 7-6(7-2)で下し、準々決勝へ進出した。
>>ジョコビッチらドバイ選手権 組合せ・結果<<>>西岡 良仁vsフリッツ 1ポイント速報<<ジョコビッチは今季、1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)に照準を合わせていたが、オーストラリア政府に入国が認められず、同大会を欠場。
昨年11月の国別対抗戦デビスカップ ファイナルズ(スペイン/マドリッド、室内ハード)以来、約3カ月ぶりの公式戦出場となった今大会、1回戦では世界ランク58位の
L・ムセッティ(イタリア)を6-3,6-3のストレートで破り、2回戦に進出。
ジョコビッチは過去4勝1敗のハチャノフに対して第1セット、ブレークポイントを1度も与えない盤石のサービスゲームを披露。第4ゲームでハチャノフのサービスゲームを破り、第1セットを先取する。
第2セット、ジョコビッチは第3ゲームでブレークに成功。続く第4ゲームでは、ハチャノフに計3度ブレークポイントを与えるもこれを凌ぐ。このままジョコビッチがリードを保つかと思われたが、第8ゲームでハチャノフがブレークバックに成功し、ゲームカウントは4オールの振り出しに戻る。
第9ゲームでジョコビッチが15-40でブレークチャンスを掴むも生かせず。第11ゲーム、第12ゲームは互いにラブゲームでキープしてタイブレークに突入する。
タイブレークではジョコビッチが先にミニブレークに成功すると、ポイント3-2から4ポイントを連取して、1時間38分でハチャノフを振り切った。
ジョコビッチは同大会に12度目の出場で、全て8強入りを果たしている。
2020年以来2年ぶり6度目の大会制覇を狙うジョコビッチは、準々決勝で第8シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)と世界ランク123位の
J・ヴェセリ(チェコ)の勝者と対戦する。
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