女子テニスのドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、 ハード、WTA500)は18日、シングルス準決勝が行われ、世界ランク21位の
J・オスタペンコ(ラトビア)が同23位の
S・ハレプ(ルーマニア)を2-6, 7-6 (7-0), 6-0の逆転で破り、大会初の決勝進出を果たした。
>>YouTube サーブ上達は『トス』が命、初心者もりし 大会出場へ向け素振り100回の課題<<>>カタールOP組み合わせ<<初戦で世界ランク90位の
S・ケニン(アメリカ)にストレート勝ちを収めたオスタペンコ。第6シードの
I・シフィオンテク(ポーランド)との2回戦、同25位の
P・クヴィトバ(チェコ)との3回戦では逆転勝利を収めてきた。
この試合の第1セット、3本のダブルフォルトを犯したオスタペンコは第5・第7ゲームでブレークを許し、元世界1位のハレプに先行される。第2セットでは第2ゲームでブレークを奪ったものの第5ゲームでブレークバックを許しタイブレークに突入。1ポイントも取らせることなくタイブレークを制しセットカウント1-1に追いつく。
迎えたファイナルセット、ファーストサービスが入った時に86パーセントの高い確率でポイントを獲得したオスタペンコは1ゲームも奪われることなく、1時間36分で勝利した。
女子テニス協会のWTAは公式サイトにオスタペンコのコメントを掲載し「どんなスコアであってもアグレッシブにプレーしなければならないと思った。彼女(ハレプ)はアグレッシブにプレーして時間を奪うような選手と対戦するのが本当に苦手だからね」と語った。
「第1セットでは足が動かなかった。だからミスもした。でも、それを変えたら全てが変わったわ。この試合ではプランBは必要なかったと思う。プランAがうまく機能すると思ったし、それが第2・第3セットで起こった」
勝利したオスタペンコは決勝で世界ランク31位の
V・クデルメトバと対戦する。クデルメトバは準決勝で同38位の
M・ボンドロウソワ(チェコ)と対戦する予定だったが、ボンドロウソワが右内転筋の負傷により棄権したため勝ち上がりを決めた。
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