男子テニスのアルゼンチン・オープン(アルゼンチン/ブエノスアイレス、レッドクレー、 ATP250)は13日、シングルス決勝が行われ、第1シードの
C・ルード(ノルウェー)が第2シードの
D・シュワルツマン(アルゼンチン)を5-7,6-2,6-3の逆転で破って今季ツアー初優勝を果たすとともに、通算7個目のタイトルを獲得した。
>>ダニエル 太郎らカタールOPの組み合わせ<<>>YouTube 大坂 なおみをイメージ! 両手バックハンドで重要な3つ 初心者必見<<トップ2シードの対戦となった決勝、序盤から攻勢に出るルードだったが第1セットでは4度得たブレークチャンスを決め切れずにいると、逆にシュワルツマンには3度のブレークチャンスのうち1度を決められセットカウント0-1に。
それでも第2セット以降はサービスエースを9本決めるなどファーストサービスが入ったときに81パーセントの高い確率でポイントを獲得。シュワルツマンのブレークを1度に抑えると、リターンゲームでは地元の声援を受ける相手から合計4度のブレークを奪い勝利。2時間34分で昨年10月のサンディエゴ・オープン(アメリカ/サンディエゴ、ハード、ATP250)以来 約4カ月ぶりのタイトルを手にした。
また、23歳のルードは今大会も合わせて7つのシングルストロフィーを獲得しているが、サンディエゴ・オープン以外の6つはいずれもクレーコートでのものとなっている。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはルードのコメントが掲載された。
「信じられないような1週間だった。このセンターコートのファンの前でプレーできたようなことを、ほかのクレーコートや南米での大会、そして来年もまたしていきたい。試合では多くのアップダウンがあった。全体的には良い試合だったと思う。第1セットでは、ディエゴ(シュワルツマン)がとてもいいプレーをしていて、僕は大事なポイントを取るのに苦労した」
「お互いに少しナーバスになっていたんだと思う。テニスの試合では、状況がどう変わるか肌で感じることができる。今日は幸運なことに、僕の思い通りになったんだ」
一方、敗れたシュワルツマンは昨年のアルゼンチン・オープンを制しており、今大会はタイトルを防衛するための戦いだったが、決勝で敗れる結果となった。
※ルード選手の獲得タイトル数、クレーコートとハードコートでの優勝について誤りがありました。訂正しお詫びいたします。
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