テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は17日、男子シングルス1回戦が行われ、第3シードの
A・ズベレフ(ドイツ)が世界ランク87位の
D・アルトマイアー(ドイツ)を7-6(7-3), 6-1, 7-6(7-1)のストレートで下し、6年連続で2回戦へ進出した。
>>ズベレフら全豪OPドロー<<>>大坂2回戦 1ポイント速報<<2020年に4強入り、昨年は準々決勝で
N・ジョコビッチ(セルビア)に敗れて8強のズベレフと、同胞のアルトマイアーは今回が初対戦。
ズベレフ優勢の展開と思われた一戦、第1セットは両者互いにブレークを許さずタイブレークにもつれる。このタイブレークを制して主導権を握ったズベレフは第2セットでは3度のブレークに成功して2セット連取する。
第3セット、このままズベレフが圧倒するかと思われたが、アルトマイアーが第5ゲームで先にブレークに成功。対するズベレフは第8ゲームでブレークバックに成功し、再びタイブレークに突入すると、ズベレフがミニブレークを重ねて2時間38分でアルトマイアーを振り切った。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはズベレフの試合後のコメントが掲載され、「今日は正直言って、勝ったこと以外はあまりプラン通りには行かなかった」と語った。
「でも、時にはそういうこともあるんだ。長いトーナメントの初戦で、いつもベストのテニスができるわけではない。トーナメントに入るために良い試合だったし、次のラウンドはもっと良くなることを期待しているよ」
勝利したズベレフは2回戦で、世界ランク89位の
J・ミルマン(オーストラリア)と対戦する。ミルマンは初戦で同109位の
F・ロペス(スペイン)を6-1, 6-3, 4-6, 7-5で下しての勝ち上がり。
同日に行われた1回戦には、日本勢として同99位の
西岡良仁が登場したが、同123位の
R・アルボット(モルドバ)に3-6,4-6,6-4,2-6で敗れた。18日には同120位の
ダニエル太郎が同151位のT・バリオス ベラ(チリ)との初戦に臨む。
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