国別対抗戦のデビスカップ by Rakuten ファイナルズ2021(スペイン/オーストリア/イタリア共同開催)は5日、決勝が行われ、ロシアテニス連盟がクロアチアを2勝0敗で破り、2006年大会以来 15年ぶり3度目の優勝を果たした。
>>デビスカップの組み合わせ<< >>【YouTube】苦手な片手バックハンド高い打点を克服、利き腕と逆側がコツ??<<第1試合、世界ランク5位の
A・ルブレフが同279位のB・ゴジョ(クロアチア)を6-4, 7-6 (7-5)のストレートで撃破。ロシアがクロアチアに1勝0敗とリードを奪う。
第2試合では世界ランク2位の
D・メドベージェフと同30位の
M・チリッチ(クロアチア)が対戦。7-6, (9-7), 6-2のストレートで破り、ロシアが2勝0敗で優勝を決めた。
この試合の第1セット、第7ゲームでこの試合初のブレークチャンスを掴んだメドベージェフだったが、活かしきれず。直後の第8ゲームではチリッチにブレークチャンスを与えるも凌ぐと、その後はお互いにサービスキープが続きタイブレークに突入。セットポイントを3度握ったメドベージェフが4度のミニブレークに成功し先行する。
第2セットではファーストサービスが入った時に93パーセントの高い確率でポイントを獲得したメドベージェフ。第4ゲームでブレークを奪い3ゲーム連取に成功すると第8ゲームでもブレークに成功。チリッチに1度もブレークチャンスを与えず、1時間29分で勝利した。
デビスカップの公式サイトはメドベージェフのコメントを掲載し「素晴らしい気分だよ。でも、この勝利はチームで分かち合いたい。僕たちには素晴らしいチームがあり、素晴らしい雰囲気がある。その一部になれて、必要な勝利をもたらすことができてうれしい。シーズンの終わりにここに来るのは決して簡単ではないけど、僕のキャリアの中でも最高の時間だった」と語った。
また、今年11月に行われた女子テニスのビリー・ジーン・キング・カップ(BJKカップ) by BNPパリバ・プレーオフ(チェコ/プラハ、室内ハード)でもロシアが優勝しているため、男女で国別対抗戦制覇となった。この偉業を成し遂げたのはアメリカ、オーストラリア、チェコの3カ国のみだったが、ロシアも仲間入りを果たすこととなった。
一方、敗れたクロアチアは3年ぶり3度目の優勝とはならなかった。
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