男子テニスのホール・オブ・フェーム選手権(アメリカ/ニューポート、芝、ATP250)は18日、シングルス決勝が行われ、第8シードの
K・アンダーソン(南アフリカ)がJ・ブルックズビー(アメリカ)を7-6 (10-8), 6-4のストレートで破り、2019年2月のタタ・オープン・マハラシュトラ(インド/ プネー、ハード、ATP250)以来 約2年5カ月ぶりのツアー優勝を果たした。試合後には「これ以上ないほど素晴らしい週になった」と喜びを語った。
>>錦織 五輪「出し切りたい」<<今大会にワイルドカード(主催者推薦)で出場していた元世界ランク5位のアンダーソンはこの試合、ファーストサービスが入った時に81パーセントの確率でポイントを獲得し1度もブレークを許さなかった。リターンゲームではブルックズビーから1度のブレークに成功し、2時間11分で勝利した。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはアンダーソンのコメントが掲載されており「けがもあり、かなり厳しい状況が続いていた。しかし、このような歴史のある大会に戻ってくることができた」と振り返った。
「ワイルドカードを出してくれた大会に感謝している。間違いなく僕のためになった。最後にここに来たのは2008年だった。 ある意味、意義のあることだと思う。僕はキャリアを再スタートさせたばかりで、今は終盤に差し掛かっているけど、これからも意欲的に活動していきたいと思う」
一方、敗北を喫したブルックスビーは自身初となるツアータイトル獲得とはならなかった。
■関連ニュース
・錦織、大坂ら東京五輪出場一覧・錦織ら出場シティOP 満員開催・生涯GS達成者が94歳で死去■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング