男子プロテニス協会のATP公式サイトは16日、世界ランク9位の
R・フェデラー(スイス)が行ったチャリティーオークションの結果を掲載した。フェデラーの運営する「ロジャー・フェデラー財団」は今回のオークションで、合計470万ドル(約5億1,700万円)を寄付することとなる。
39歳のフェデラーは「ロジャー・フェデラー財団」による資金調達のために私物のコレクションをオークションに出品。6月23日に行われたオークションでは四大大会における自身にゆかりのある記念品を中心に出品し約180万ドル(約1億9,800万円)の売り上げを記録した。
また、6月23日から7月14日にかけて行われたオンラインオークションでは2000年のシドニーオリンピック(オーストラリア/シドニー、ハード)で使用したテニス用品や2012年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)決勝前に着用していたカーディガンなど約300点が出品され、300万ドル(約3億3,000万円)を売り上げた。
当初フェデラーは一連のオークションで130万ドル(約1億4,300万円)を目標に掲げていたが、それを大きく上回る結果に。この収益は「ロジャー・フェデラー財団」を通じ母国であるスイスを含むアフリカ南部の教育プロジェクトの支援に充てられる。
フェデラーは今回の結果を受けて「世界中から寄せられた支援の寛大さと熱意に圧倒されています。いつか、何か意味のあることができるのではないかと思い、コート上で僕と一緒に行動するアイテムを集め始めました。僕らが下した決断が、多くの子どもたちに大きな変化をもたらすことを知り、身の引き締まる思いです」と声明を発表した。
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