男子テニスツアーのメルセデス・カップ（ドイツ/シュトゥットガルト、芝、ATP250）は１０日、シングルス２回戦が行われ、第３シードのＦ・オジェ アリアシム（カナダ）が世界ランク５４位のＬ・ハリス（南アフリカ）を6-3, 7-6 (7-4)のストレートで破ってベスト８進出を果たすとともに、今季芝初戦を白星で飾った。

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上位４シードは１回戦免除のためこの試合が初戦となったオジェ アリアシム。全仏オープン（フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム）では１回戦でＡ・セッピ（イタリア）に敗れていたが、この試合では９本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入った８１パーセントの高い確率でポイントを獲得。リターンゲームでは、ハリスから９度のブレークに成功し、１時間４２分で勝利した。

男子プロテニス協会のATPは公式サイトにアリアシムのコメントを掲載し「試合の最後のポイントを取って勝つことが最も重要だから、それができたし、タイブレークでも良いプレーができた。試合の終わり方に満足している。そして、明日も勝利を目指して戦うチャンスがあるのは素晴らしいこと」と語っている。

準々決勝では、第６シードのＵ・アンベール（フランス）と対戦する。アンベールは２回戦で世界ランク９６位のY・ハンフマン（ドイツ）をストレート下しての勝ち上がり。

同日には、第４シードのＡ・デ ミノー（オーストラリア）や世界ランク４７位のＭ・チリッチ（クロアチア）、同６７位のＳ・クエリー（アメリカ）が準々決勝へ駒を進めた。

一方で、第２シードのＨ・フルカチュ（ポーランド）、第５シードのＮ・バシラシヴィリ（ジョージア）、世界ランク６４位のＪ・トンプソン（オーストラリア）は姿を消している。

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