テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は9日、男子シングルス準々決勝が行われ、第3シードの
R・ナダル(スペイン)が第10シードの
D・シュワルツマン(アルゼンチン)を6-3, 4-6, 6-4, 6-0で破り、5年連続14度目のベスト4進出を果たした。会見では、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)との準決勝について「彼(ジョコビッチ)に何をすべきなのかは分かっている」とコメントした。
>>ジョコvsナダル 1ポイント速報<<>>チチパスvsズベレフ 1ポイント速報<<準決勝で顔を合わせる両者は58度目の激突で、ナダルの28勝29敗。直近は今年5月のBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)決勝で、その時はジョコビッチをフルセットで下している。
ナダルは「ジョコビッチと戦う時は、ベストなテニスをしなければ勝てない。彼(ジョコビッチ)との試合は常に挑戦。僕らはときどき練習もするし、そこがいい面だと思っている。悪い面は歴史上で最高の選手を相手にしなければならないということ。そこだけが難しい」と語った。
この日ナダルは第2セットを落とすも、試合を通してシュワルツマンから7度のブレークに成功。2時間45分で勝利した。
ナダルは「いいプレーができていれば自信はつく。プレーがよくなければ、どんな大会であろうと自信はなくなる。ここではいい感覚でプレーできることの方が多い。今日は第3セットの3-4の場面で落ち着く必要があった」と振り返った。
「練習でやってきたことを思い出して、実行しようと努めた。とても重要な場面だったから。あの場面でベストなプレーができたことには、とても満足している。最後まであまりエラーを出さずに戦うことができた。セットを失うことは僕にとって最悪なことではない。僕らは世界中の最高の選手たちと戦っているから、セットを取られても受け入れていくし、大切なのはそこからどう立ち直るか」
ジョコビッチは同日の準々決勝で第9シードの
M・ベレッティーニ(イタリア)を下しての勝ち上がり。
もう一方の準決勝では、第5シードの
S・チチパス(ギリシャ)と第6シードの
A・ズベレフ(ドイツ)が決勝進出をかけて顔を合わせる。
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