女子テニスのBNLイタリア国際（イタリア/ローマ、レッドクレー、WTA1000）は１２日、シングルス２回戦が行われ、世界ランク３１位のＪ・ペグラ（アメリカ）が第２シードの大坂なおみを7-6 (7-2), 6-2のストレートで下し、ベスト１６進出を果たした。試合後には「第１セットでは精神的につらかったけど、第２セットからはプレーがよくなった」と振り返った。

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ペグラは第１セット、大坂の３本のセットポイントをしのぎ獲得。第２セットでは３度のブレークに成功し、１時間２７分で勝利した。

女子プロテニス協会のWTAは公式サイトでペグラのコメントを掲載し「耐えていればチャンスがあると思った。大坂はとても強い選手だから、いつでも挽回してくると考えていた」と語った。

「第２セットのチャンスを活かして試合をすぐに終えられてよかった。プレーの途中で急に自信が出てきた。このような大きな大会に慣れてきた経験が活きてきたのだと思う」

３回戦では世界ランク３３位のＥ・アレクサンドロワと対戦する。アレクサンドロワは第１３シードのＪ・ブレイディ（アメリカ）の棄権により１６強へ進出している。

同日の２回戦では第１シードのＡ・バーティ（オーストラリア）、第５シードのＥ・スイトリナ（ウクライナ）、第９シードのＫa・プリスコバ（チェコ）、第１２シードのＧ・ムグルサ（スペイン）らが３回戦へ駒を進めた。

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