男子テニスのマレー・リバー・オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、ATP250)は2日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク104位の
杉田祐一が同206位の
Q・アリス(フランス)を3-6,7-6 (7-3),7-5の逆転で破り、初戦突破を果たした。杉田は試合後の会見で「巻き返すことができて良かった」と語った。
>>錦織ら ATPカップ組み合わせ<<>>大坂vsボールター 1ポイント速報<<今年1月に新型コロナウイルスの陽性反応を示していた杉田は、この日が今季初戦だった。序盤はアリスのサービスに苦しみ第1セットを落としたものの、第2セットではタイブレークを制しファイナルセットへ突入。
ファイナルセットでも杉田はアリスに6本のサービスエースを決められたが、互いにサービスゲームのキープで迎えた第12ゲームでブレークに成功。2時間15分で2回戦進出を決めた。
杉田は新型コロナウイルスの陽性反応を先月2日に示されてから10日まで自宅で隔離。その後オーストラリアに渡ってからも14日間の隔離期間があったとして、十分な練習ができていなかった。
試合後の会見で杉田は「相手もそうだと思いますが、試合からだいぶ離れていました。さらに、1カ月間くらい隔離(期間)があったので、思い切っていくことができなかったです。スタートのところで自信なく、エラーが続いたというところであったりちょっと心配な部分はあったんですけど、セカンド、サード(セット)と巻き返せたので、良かったです」と語った。
勝利した杉田は2回戦で第3シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)と顔を合わせる。今大会は上位8シードが1回戦免除のためオジェ アリアシムはこの試合が初戦となる。
マレー・リバー・オープンの第1シードは
S・ワウリンカ(スイス)、第2シードは
G・ディミトロフ(ブルガリア)、第4シードは
B・チョリッチ(クロアチア)、第5シードは
C・ルード(ノルウェー)、第6シードは
T・フリッツ(アメリカ)、第7シードは
U・アンベール(フランス)、第8シードは
D・エヴァンス(イギリス)。
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