男子テニスで世界ランク102位の
杉田祐一は6日に公式サイトで、拠点をセルビアに移すことを発表した。
>>【中川 直樹】錦織 圭と西岡 良仁からの刺激が全日本優勝の要因、インタビュー前編<<32歳の杉田は投稿を「新たな決意」と題し「これより私の最後の戦いが始まります!!この度、私杉田祐一はセルビアに拠点を移し残りのテニス選手生活を送りたいと思っています。すばり目標はただ一つ。今までの自分、そしてこれからの自分を認めてあげることを最大の目的としています」と気持ちを綴った。
杉田は今季、1月の全豪オープン(オーストラリア/ メルボルン、ハード、グランドスラム)で2回戦に進出。2月のタタ・オープン・マハーラーシュトラ(インド/プネ、ハード、ATP250)では8強入りした。
「拠点を移す事を考え始めたのは今年の全米オープンの時からです。コロナ期間中、日本でしっかりと準備を重ねていたにも関わらず、全米オープンでのプレーに納得がいかず、行動に移すことにしました」
「その時のざっくりとしたビジョンは2つです。1つは元トップ選手と一緒に練習指導が受けれるところ、そしてもう1つは拠点での刺激です。ぴったりな場所を既に思いついていました。昨年のストックホルムATP250で引退試合の対戦をやらせてもらった、元世界ランキング7位ヤンコ・ティプサルビッチ元選手です」
「すぐに彼にコンタクトを取り直談判しました。話はうまく進み全仏オープンの後にセルビアの首都ベオグラードに向かい練習に参加しました。選手の数、コーチ陣、環境、全てにおいて申し分ない条件です。すぐに拠点を移す覚悟を決めました」
杉田は「そして年齢的に色々と考えてしまう今、もう一度後先考えず、テニスに全てをかけてみたいと思いました」と綴ると最後に「活気ある日本、活気ある世界が戻ってくることを願い、私は精進の日々を送ってまいります!!全てをかけ、いざセルビアへ!!!!!!」と締めくくった。
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