男子テニス最終戦のNitto ATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)は16日、グループ・東京1970の予選ラウンドロビン第1戦が行われ、第5シードの
A・ズベレフ(ドイツ)は第4シードのD・メドヴェデフに3-6, 4-6のストレートで敗れ、初戦を白星で飾ることはできなかった。
>>ATPファイナルズ組み合わせ表<<>>ナダルvsティーム 1ポイント速報<<>>チチパスvsルブレフ 1ポイント速報<<ズベレフはこの試合、6本のダブルフォルトを犯すなどサービスの安定感を欠くと、2度のブレークを許し第1セットを落とす。第2セットではブレークを1度に抑えたものの、メドヴェデフに3本のサービスエースを決められるなどリターンに苦しみ、1度もブレークチャンスを握ることができず1時間26分で力尽きた。
両者は11月のロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)決勝でも対戦。そのときもメドヴェデフが勝利していたため、ズベレフは直近2連敗となった。
男子プロテニス協会のATP公式サイトには敗れたズベレフのコメントが掲載されている。
「今日の僕のサービスはそうでもなかった。全体的に良い試合ではなかったし、シーズンの中でも最悪の試合の1つだったと思う。ダニール(メドヴェデフ)はやるべきことをやっていた。最初のうちは少し緊張していたかもしれないけど、その後はレベルを上げてきた。でも、今日の僕はトップ10の選手に勝つには不十分だった」
また、同日に行われた第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と第8シードの
D・シュワルツマン(アルゼンチン)の一戦についても言及した。この試合はジョコビッチがシュワルツマンを6-3, 6-2のストレートで下している。
「つまり、ノヴァークはノヴァークだということ。彼はコートを支配してるんだよ。僕は次の試合でシュワルツマンとやるけど、それまでに自分自身を見つめなおす必要がある。コートの上では、もっと良いプレーをしなければならない。今日のようなプレーをしていたら今週の試合には勝てない。今は負けている余裕はない。ディエゴ(シュワルツマン)に勝たないといけないし、その次のジョコビッチにも勝たないといけない。そうしないと準決勝に進めないんだ。そうなるようにもちろん頑張る。今日のプレーじゃそれは難しいからね」
ズベレフはグループ・東京1970の予選ラウンドロビン第2戦でシュワルツマンと対戦予定。一方のメドヴェデフはジョコビッチと顔を合わせる。
Nitto ATPファイナルズは8選手が2グループに分かれてリーグ戦を行い、各グループの上位2名が決勝トーナメントに進出。リーグ戦1位通過者は、もう一方のリーグ戦2位通過者と準決勝で対戦する。
【グループ東京1970】N・ジョコビッチ 1勝0敗
D・メドヴェデフ 1勝0敗
A・ズベレフ 0勝1敗
D・シュワルツマン 0勝1敗
【グループロンドン2020】R・ナダル(スペイン) 1勝0敗
D・ティーム(オーストリア) 1勝0敗
S・チチパス(ギリシャ) 0勝1敗
A・ルブレフ(ロシア) 0勝1敗
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