男子テニスのベット1ハルクスチャンピオンシップス(ドイツ/ケルン、室内ハード、ATP250)は21日、シングルス2回戦が行われ、第5シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)が世界ランク87位で予選から勝ち上がりの
E・ゲラシモフ(ベラルーシ)を4-6, 7-6 (7-2), 7-6 (7-4)の逆転で破り、辛くもベスト8進出を果たした。
>>YouTube ジョコビッチとの練習秘話【田島 尚輝】にインタビュー前編<<上位シード勢は1回戦免除のためこの試合が初戦となったオジェ アリアシムは、1度もブレークチャンスを得ることができずに第1セットを落とす苦しい立ち上がりとなる。第2セットでは、7本のサービスエースを決めるも第11ゲームで先にブレークを許し、ゲラシモフのサービング・フォー・ザ・マッチを迎える崖っぷちに。しかし、これを防ぎタイブレークの末にセットカウント1−1に追いつく。
ファイナルセットでは、第10ゲームでオジェ アリアシムが3度のマッチポイントを握るもこれを決め切れず再びタイブレークに突入。最後はオジェ アリアシムが振り切り2時間45分のタフマッチを制した。
男子プロテニス協会のATP公式サイトには熱戦を制したオジェ アリアシムのコメントが掲載されている。
「今夜の試合は、テニスがいかに残酷なものであるかを示している。彼(ゲラシモフ)は第2セット試合を終わらせるサービスゲームがあったんだ。彼は素晴らしいレベルのテニスをしていると感じたよ。けど、そこから僕は粘って、落ち着いて、いろいろなことを試して、順応しようとしたんだ。最終的には、3つのマッチポイントを取るのに少し緊張してミスをしてしまったけど、そういうことはよくあること。最後は取り切れて本当に良かったよ」
「正直言って、精神的にきつかった。あんなことになるとは思わなかったよ。このような状況に直面したときに、最後に勝ちきるのは簡単なことじゃないから、自分の努力を誇りに思える。これは僕に大きな自信をもたらしてくれたし、乗り切れたことは間違いなくうれしい」
20歳のオジェ アリアシムは前週のベット1ハルクス(ドイツ/ケルン、室内ハード、ATP250)で決勝に進出。
A・ズベレフ(ドイツ)に敗れたものの、ツアー通算6度目の準優勝を飾っている。
準々決勝では第7シードの
J・シュトルフ(ドイツ)と世界ランク56位の
西岡良仁のどちらかと対戦する。
同日には第1シードのズベレフ、第8シードの
A・マナリノ(フランス)らが8強へ駒を進めた。
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