国内最大

総合テニス専門サイト「テニス365」

tennis365.net

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

国枝慎吾・上地結衣 漸進~Road to 2020~

12月29日(日)午後5:00から放送するWOWOWテニスドキュメンタリー「国枝慎吾上地結衣 漸進~ Road to 2020~」のナレーションを工藤阿須加が務めることがこの度決定した。

【YouTube】涙の日々を明かした【穂積 絵莉】 けがで気付いたテニス愛

>>YouTube テニス365チャンネル<<

2019年、グランドスラムを未勝利で終えた車いすテニスの国枝慎吾と上地結衣。彼らの目標は2020年東京パラリンピックの金メダル獲得。番組では、勝負を見据えて突き進んだ2人の軌跡、そして2020年へ向け漸進する彼らの姿に迫る。

学生時代からテニスを始め、かなりの腕前で知られる工藤阿須加。そんな工藤に、ナレーションを撮り終えたばかりの感想やテニスについての話など、今回インタビューを行うことができた。

工藤は中学、高校とテニス部に所属し、プロテニスプレーヤーを目指していた。

「テニスを始めたきっかけは、アンドレ・アガシのプレーを見たことからです。とにかくあのサービスリターンがすごく素敵だった。でも、僕はひたすらベースラインの後ろから強いストロークを打つというスタイルでした 」と話す工藤。

プレースタイルが似ているのは強烈なフォアハンドのフェルナンド・ゴンサレスだと、かなり通好みの選手の名前を挙げてくれた。肩を故障したことから工藤はプロ選手を諦めたが、テニスは今でも「僕の体の一部です。僕にとっては 切って も切り離せない存在」と語るほど深い愛情を注いでいる。そしてテニスを通じて、錦織圭らのトップ選手と出会うこともできた。「テニスで経験したこと、そしていろいろな方に出会えたことは、かけがいのない宝物」と断言している。

そんな工藤だが、2019年は「連続ドラマW 孤高のメス」「なつぞら」「ニッポンノワール 刑事Yの反乱 」などのテレビドラマに出演し、役者としての仕事は絶好調。それだけに大好きなテニス中継を見る時間はあまり取れなかった。「本当は生中継で試合を見たかったのですが、時間がなくて最後まで見られないことが多かったです。それでもスマホで試合の結果をチェックしたり、テレビでハイライト映像などは確認したりして、いつもテニスの試合には注目しています」

2019年は錦織圭や大坂なおみを筆頭に日本人選手が活躍した年になったが、工藤はテニスの評論家ではないのでたいしたことは言えないのですが」と謙遜気味に前置きした上で「2019年は時代が動く前触れのような気がしました」と、テニスを深く愛する者らしいコメントを発した。「レジェンドといわれるフェデラー、ナダル、ジョコビッチが臨しているように見えても、次の世代の選手たちが切磋琢磨し合ってその先をしっかりと見ているように思います。大坂なおみさんも、勝ち負けを繰り返して、女王になるための壁を突きつけられた1年だったように思います」

それだけに2020年はとても楽しみな年になりそうだと言う。「大きな舞台であるオリンピックは選手たち に とってはすごく力が入る試合ですが、それを駆け抜けた後の選手の成長を見るのが楽しみ」と、オリンピック後の勢力図の変化にも注目していると語る。

そして、自身も大きく変わる年になると言う。「役者として成長するために、役者以外のことに挑戦することをいろいろと考えています。このナレーションの仕事もその1つだと思います。ドラマなどで面と向かって話すこととは違い、声だけでしか自分の良さは届けられないので、今回はいい勉強になりました」

今回のナレーションでは「番組を見てくださる方へ、選手たちが語る思いを言葉でサポートする役目だと思います」と語る工藤。ただ話すことに意識を集中するのではなく、選手たちの積み重ねてきた長年の努力や思いを汲み取りながら、ひと言ひと言しゃべるようにしたと言う。

今回の番組を通して、工藤は2019年の国枝慎吾・上地結衣の成績を詳く知った。ふたりに共通しているのは、2019年はグランドスラムのタイトルに1つも届かなかったシーズンになったことだ。その成績について、「ふたり にとっては決して満足のいくシーズンではなかったと思います。しかし、グランドスラムの決勝に進むことが、まずすごいことだと思います。日本を代表するトッププレーヤーとして、すごい成績を収めていると思います」と語る工藤。それだけに、2020年の両選手についてこう熱く語る。「『期待しています』『信じています』という言葉はかけたくないです。ふたりはファンからそう言われることを力に変えられる選手だと思いますが、僕の場合は『楽しんで』というような声をかけられるほうがうれしかったです。そう言われたほうが、選手たちは楽な気 持ちになれると思います。ですから『楽しんでください』『応援しています』という声をかけたいですね。とにかく、自分が満足できるようなテニスをしてもらえるのが、僕は一番うれしいです」と、選手経験がある工藤らしい応援コメントを出している。そして、東京パラリンピックはぜひとも会場で彼らの試合を見たいと言う工藤。「誰よりも大きな声を出して応援したいです!」

最後に 、国枝・上地についてあまり詳しくない人のために、彼らのどんな点に注目すればより面白く試合を楽しめるのかを聞いてみた。

「上地選手ですが、ご本人自身が公言している通り、すごく負けず嫌いな性格は有名です。けど、僕はとてもチャーミングな笑顔が好きなのです。本当に可愛らしい笑顔なのです。しかし、試合になるときりっとした表情になる。そのギャップがすごいので、ぜひそこに注目してください。そして、勝ったときのはじける笑顔がまたいいのです」と、上地の笑顔を絶賛する工藤。

一方、国枝に関しては「すごく優しい方だと聞いています。『頑張って』と声をかけると、笑顔で応えてくれる。そんな人柄をぜひ見てほしいですね 」 と語る。「ふたりとも日本のテニス界を引っ張っているすごい選手ですが、何よりもテニスの楽しさを伝えたいと思っている方々です。ですから、まずは気軽な気持ちで試合を見ると、それぞれの魅力をきっと発見できると思います」とアドバイスをしてくれた。そして、「まずは会場に足を運んで、じかに試合を見てほしいです」と熱く語った。

国枝慎吾・上地結衣に対して、そして、テニスに対して熱い想いを語ってくれた工藤阿須加 がナレーションを務める「 国枝慎吾・上地結衣 漸進~Road to 2020~ 」は、12月29日(日)午後5:00からWOWOWライブで放送される。




■関連ニュース

・国枝慎吾 全仏OP複8度目V
・上地結衣 全豪OP初優勝
・錦織 復帰は「1月か2月」

■おすすめコンテンツ

・錦織掲示板
・選手フォトギャラリー
・世界ランキング
・スコア速報
(2019年12月27日14時36分)

その他のニュース

11月18日

錦織圭が復帰、来季「イメージない」 (16時25分)

ヒューイット 親子で複出場へ (16時14分)

錦織圭は「ベースの高さが全然違う」 (15時52分)

遅咲きのビックサーバー 現役引退へ (14時27分)

錦織圭 逆転勝ちで復帰戦白星 (13時50分)

【1ポイント速報】錦織圭vs市川泰誠 (12時22分)

坂本怜 ストレート勝ちで初戦突破 (11時31分)

【1ポイント速報】坂本怜vsサムレジ (10時04分)

11月17日

錦織圭 初戦の相手決定、日本勢対決に (15時38分)

日本ら 国別対抗戦 組合せ決定 (14時39分)

綿貫陽介、錦織圭に次ぎ日本勢5番手に (13時27分)

シナーとアルカラスは「友達」? (11時25分)

錦織圭 復帰戦に向け最終調整 (10時24分)

小田凱人と上地結衣 最終戦2連覇 (9時30分)

シナー 頂上決戦制し最終戦連覇 (8時09分)

11月16日

綿貫陽介 逆転勝ちで3年ぶりV (15時26分)

三井駿介 複でチャレンジャー大会初V (14時43分)

【1ポイント速報】綿貫陽介vsイメル (13時05分)

触れた?審判泣かせの珍事 ビデオ判定 (12時26分)

0勝13敗「勝つ方法は分かる。でも…」 (10時45分)

最終戦決勝もアルカラスvsシナー (7時05分)

シナー神様モード 3年連続決勝へ (5時44分)

錦織圭 復帰戦は予選勝者に決定 (5時17分)

11月15日

内田海智 シードに惜敗で決勝逃す (17時46分)

【1ポイント速報】綿貫陽介と内田海智 準決勝 (15時29分)

綿貫陽介 逆転勝ちで2年ぶりV王手 (15時27分)

松村怜と若菜蘭 全豪Jr出場決定 (10時33分)

錦織圭 横浜会場入り 練習公開 (9時36分)

世界8位 ズベ撃破で初の最終戦4強 (9時00分)

シナー 全勝で3年連続の最終戦4強 (8時00分)

【動画】錦織圭 復帰戦に向け調整、内山靖崇と練習 (0時00分)

【動画】頂上決戦制し連覇達成!優勝の瞬間、コートに倒れ込むシナー (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る


テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!