テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は28日、車いすの女子シングルス決勝戦が行われ、第2シードの
上地結衣が第1シードのJ・グリフォン(オランダ)を6-7 (2-7), 6-3, 6-3の逆転で破り、悲願の大会初優勝を果たした。
>>セリーナvsヴィーナス 1ポイント速報<<>>全豪OP 対戦表<<この試合、第1セットでグリフォンに先にリードを許し、タイブレークに持ち込むもこのセットを落とした上地だったが、第2セットから流れを掴んで世界1位のグリフォンを圧倒。最後はグリフォンのボールがラインを割り、上地の優勝が決まった。
勝利が決まった瞬間、上地は胸元で何度もガッツポーズをつくり、喜びを表した。
上地は、これまでの全豪オープンで2014・2015年に決勝へ進出するもタイトル獲得には至っていなかった。
グランドスラムでは、2014年の全仏オープンと全米オープンのシングルスで優勝。ダブルスでは2014年に年間グランドスラム(同シーズンの四大大会全てを制すること)を達成した。
また、今大会のダブルスではD・グルート(オランダ)とペアで4連覇を狙うも、決勝で敗れて準優勝に終わった。
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