16強バーティ 53分の圧勝劇

テニスのウィンブルドン（イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム）は６日、女子シングルス３回戦が行われ、第１シードのＡ・バーティ（オーストラリア）が第１８２位のＨ・ダート（イギリス）を6-1, 6-1のストレートで破り、初のベスト１６進出を果たした。

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この試合、バーティは１１本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入った時に９２パーセントの高い確率でポイントを獲得し、ダートにブレークを許すことなく圧倒。リターンゲームでは５度のブレークチャンスを全て決める決定力の高さを見せ、わずか５３分で勝利した。

試合後の会見でバーティは「試合は進むにつれて良くなっていった。素早く試合を終わらせられることはどんな時にとっても良いことだと思う。それでもスコアほど簡単ではなく、トリッキーな瞬間がいくつかあった。そこをくぐり抜けて良いテニスをすることができて本当に良かった」と振り返った。

全仏オープン（フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム）に続き、四大大会２連覇を狙う２３歳のバーティは、ベスト８進出をかけて、４回戦で世界ランク５５位のＡ・リスケ（アメリカ）と対戦する。リスケは３回戦で第１３シードのＢ・ベンチッチ（スイス）を逆転で下しての勝ち上がり。

同日には第６シードのＰ・クヴィトバ（チェコ）、第１１シードのＳ・ウィリアムズ（アメリカ）らが１６強へ駒を進めた一方、第４シードのＫ・ベルテンス（オランダ）、第９シードのＳ・スティーブンス（アメリカ）らが姿を消した。

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