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初のWTA1000決勝進出も握手拒否

コスチュク
コスチュク
画像提供: ゲッティイメージズ
女子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、WTA1000)は日本時間5月1日(現地4月30日)、シングルス準決勝が行われ、第26シードのM・コスチュク(ウクライナ)がラッキールーザーで本戦入りした世界ランク56位のA・ポタポヴァ(オーストリア)を6-2, 1-6, 6-1のフルセットで破り、自身初となる「WTA1000」決勝進出を果たした。なお、試合後には両者の間で握手は交わされなかった。

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23歳で世界ランク23位のコスチュクは今大会、第5シードのJ・ペグラ(アメリカ)や第13シードのL・ノスコバ(チェコ)らを破り、準決勝に駒を進めた。

25歳のポタポヴァとの顔合わせとなったこの試合、立ち上がりはコスチュクが完全に支配し2度のブレークを奪って第1セットを先取する。しかし、第2セットに入ると流れが一変。コスチュクはウィナー3本に対しアンフォーストエラー17本、ファーストサービス時のポイント獲得率もわずか18パーセントにとどまり、1度もキープできずに1セットオールに追いつかれる。

それでもファイナルセットでコスチュクは再び主導権を握り、3度のブレークに成功して勝利。「WTA1000」では自身初となる決勝進出を果たした。

なお試合後、両者の間で握手は交わされなかった。ポタポヴァは昨年12月にロシアからオーストリアへ国籍を変更しているが、コスチュクはこれまで反戦の意思を明確に示していない選手とは握手をしない姿勢を示しており、その方針によるものとみられる。

コスチュクは2009年の大会創設以来、ムチュア・マドリッド・オープン決勝に進出した初のウクライナ選手となった。また、1990年のフォーマット開始以降、「WTA1000」(旧Tier I)決勝に進出した3人目のウクライナ選手となり、E・スビトリナ(ウクライナ)、A・カリニナ(ウクライナ)に続いた。

試合後のインタビューでは、「今日の厳しい場面でも、この準決勝という舞台を楽しもうと努力した。結果がどうであれ、20年後、30年後にこの瞬間を思い出して笑顔になりたいの。苦しかったことや自分を責めたことではなくてね。結局のところ、私たちはコートに立って常にベストを尽くしているだから。今日はそれができたわ」と語った。

自身最大のタイトル獲得がかかる決勝では、第9シードのM・アンドレーワと対戦する。アンドレーワは準決勝で第30シードのH・バプティスト(アメリカ)を下しての勝ち上がり。


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