テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は4日、男子シングルス2回戦が行われ、世界ランク43位の
N・キリオス(オーストラリア)は第3シードの
R・ナダル(スペイン)に3-6, 6-3, 6-7 (5-7), 6-7 (3-7)で敗れ、3回戦進出とはならなかった。試合後の会見では、約610万円(45,000ポンド)の罰金を科せられた同96位の
B・トミック(オーストラリア)を擁護した。
>>錦織vsジョンソン 1ポイント速報<<>>錦織らウィンブルドン対戦表<<2日に行われた男子シングルス1回戦でトミックは世界ランク72位の
JW・ツォンガ(フランス)と対戦したが無気力なプレーをし、ウィンブルドンの男子シングルス史上2番目に短い58分で敗退していた。
キリオスは「少し厳しいと思う。理由の1つとして、ツォンガはとても強い選手。2つ目は、トミックは少し動きが遅くて、ゲームをプレーするのが遅いだけ。集中していなかったように、みんなから見えただけだと思う。周りが全力を出していないと推測しただけだ」と自身の見解を示した。
「罰金については賛成できない。彼(トミック)は、このドローに入る資格を勝ち取った。1年中プレーもしている。間違いなく世界のトップの大会の出場資格を獲得できるほど勝ってきている。彼の全ての賞金を取り上げるのは、やりすぎだと思う」
一方、キリオスに勝利したナダルは3回戦でツォンガと対戦する。ツォンガは2回戦で、同77位のR・べランキスをストレートで下しての勝ち上がり。
同日の2回戦では第2シードの
R・フェデラー(スイス)、第8シードの
錦織圭らが3回戦へ駒を進めた。第9シードの
J・イズナー(アメリカ)、第13シードの
M・チリッチ(クロアチア)らは2回戦で姿を消した。
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