男子テニスの最終戦 Nitto ATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)は11日、グループ・レイトン・ヒューイットの予選ラウンドロビン第1戦が行われ、第7シードの
錦織圭が第2シードの
R・フェデラー(スイス)を7-6 (7-4), 6-3のストレートで破り、初戦を白星で飾る好スタートを切った。試合後の会見では「内容は正直よくなかったです。それでも勝てたことは自信になります」と振り返った。
>>錦織らファイナルズ組み合わせ表<<>>錦織vsアンダーソン 1ポイント速報<<「勝てたことは大きい。1セット目はあまりよくなかったですし、ほとんどミスをしていました。リズムが掴みづらい中での1セット目だった。タイブレークを取れたことと、少ないチャンスを2セット目で取れたことは大きかったと思います」
この日、両者は1度もブレークチャンスを与えないサービスゲームを展開し、タイブレークへ突入。そして、錦織がフェデラーからミスを誘い出し序盤でリードを広げると、第1セットを先取。第2セットは先にブレークを許したが、その後2度ブレークに成功し、1時間27分で勝利。連敗を6で止めた。
今年だけでもロレックス・上海マスターズ(中国/上海、ハード、ATP1000)とロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)で敗れていたが、「パリでリターンが入っていなくて、彼(フェデラー)のサービスゲームを楽にさせていた。1セット目こそ(リターンは)合っていなかったですけど、リターンをどうにかしてラリー戦に持ち込むのは課題にしていた」と述べた錦織は、2014年3月のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)以来 約4年8カ月ぶりにフェデラーから勝利を飾った。
今大会の錦織は、フェデラー、
K・アンダーソン(南アフリカ)、
D・ティーム(オーストリア)のグループ・レイトン・ヒューイットに入っている。
もう一方のグループ・グーガ・クエルテンは
N・ジョコビッチ(セルビア)、
A・ズベレフ(ドイツ)、
M・チリッチ(クロアチア)、
J・イズナー(アメリカ)。
Nitto ATPファイナルズは8選手が2グループに分かれてリーグ戦を行い、各グループの上位2名が決勝トーナメントに進出。リーグ戦1位通過者は、もう一方のリーグ戦2位通過者と準決勝で対戦する。
【グループ・グーガ・クエルテン】(1)N・ジョコビッチ
(3)A・ズベレフ
(5)M・チリッチ
(8)J・イズナー
【グループ・レイトン・ヒューイット】(2)R・フェデラー 0勝1敗
(4)K・アンダーソン 1勝0敗
(6)D・ティーム 0勝1敗
(7)錦織圭 1勝0敗
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