7月2日からWOWOWで生中継されるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)のスペシャルナビゲーターを務める石黒賢とWOWOWテニスアンバサダー
伊達公子によるスペシャル対談が行われた。
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錦織圭のウィンブルドンでの可能性について「怪我からの復帰として見ると、十分。元のレベルに戻るにはまだ時間がかかりますが、それでも希望はもてます。全仏のような試合を繰り返すことによって、以前の錦織選手に戻れる」と話した。
大坂なおみについては「彼女の持っているサーブ力があれば、当然可能性は秘めています。うまく回れば、今すぐにでも勝つ可能性はある。ただ、まだ成長途上なので、温かく見守りたいです。芝の上のフットワークはパワーでごまかしていますので、その辺が上手くなれば・・・。楽しみです」と期待を寄せていた。
また、今年で11回目のスペシャルナビゲーターを務める石黒は「ウィンブルドンに限らず、ファンからすると今がテニス界の幸せな時代です」と対談後に述べた。
「
R・フェデラー(スイス)、
R・ナダル(スペイン)といった後世に残る選手たちと、それに続く
A・マレー(イギリス)、
N・ジョコビッチ(セルビア)、さらに
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)の錦織圭世代。
D・ティーム(オーストリア)、
A・ズベレフ(ドイツ)といった若手世代がいますから」
注目選手については「錦織選手はもちろん注目しています。うちの父はテニス選手だったのですが、錦織選手が17・18歳で出てきた時に、『こんなに上手い日本人選手はいない。故障さえしなければとんでもない選手になるぞ』と絶賛していました。」
「錦織選手のテニスは外国人も好きになるようなテニスです。ボールの回転量をショット毎に変えて球を操っています。テニスは将棋と同じようなもので、最後の詰めに向かってどういう組み立てをするかが大事です。戦術がものをいうスポーツなので、ものすごく知力を使います。そういうことを錦織選手はできるので、見ていて楽しいです」と日本のエースを評価した。
「芝ではやっぱりフェデラーにも注目です。オーラという言葉はあまり好きではないですが、身にまとうものが違います。彼はスイス人ですが、ウィンブルドンはホームみたいなものです。それくらい威風堂々としています」
ウィンブルドンの魅力については「余計な音がありません。静寂の中にこだまするボールの音、ポイントを取った時に起こるお客さんの拍手。もう、全てが面白いです。2008年から現地へ行かせてもらっています。そこでは様々な出来事が起こり、毎年最高の大会になるのですが、翌年にはすぐその凄さを凌駕した最高の大会になるんです」と独特の面白さを語ってくれた。
石黒がスペシャルナビゲーターを務めるウィンブルドンテニスは、7月2日に開幕する。今年はどんなドラマが生まれるか注目したい。
いよいよ、ウィンブルドンテニス開幕!WOWOWにて連日生中継。
第1日は無料放送。外出先でもオンデマンド配信で楽しめる!
【配信予定】
2018年7月2日(月)~7月15日(日)
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