27日開幕のテニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)に第1シードで出場する
R・ナダル(スペイン)は25日の会見で、11度目の優勝へ向けて意気込みを語った。
>>錦織vsジャンヴィエ1ポイント速報<<>>錦織ら全仏OP対戦表<<現在世界ランク1位のナダルは、昨年の全仏オープンで史上最多10度目の優勝を果たした。オープン化以降で男女を通じて同一の四大大会を10度制したのはナダルが初で、前人未到の偉業となった。
今シーズンはクレー3大会で優勝しているナダルは、全仏オープンで79勝2敗の成績を持つ。
「テニス人生で多くの成功を残したのはクレーコート。同時に(四大大会は)5セットマッチを戦う。どの大会も違うし、ここでもベストを尽くそうと思う。大会が始まる前にいい練習をしようと思っている。初戦に向けて闘争心を持つよ」
今季については「いいよ。同じ箇所を2度けがしたのは、とてもタフだった。復帰してからいいプレーができている。たくさん試合をして、デビスカップでもいい結果を出せた」と振り返った。
今年5月のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)では準々決勝で敗れたことにより、クレーコートでの連勝は21で止まり、連続取得セット数の記録は50でストップした。
「クレーシーズンでのマドリッドは、最も難しい大会なのは誰もが知っている。ボールが弾む。正直、いいプレーではなかった。でも、大事だったのは精神的に頑張れたこと。そして、ローマへ向けて準備ができたこと。だから優勝できた」
D・シャポバロフ(カナダ)や
S・チチパス(ギリシャ)ら若手の活躍を受けて、記者から世代交代について問われたナダルは「どうだろうね。どうなるかは予測できない。でも、才能があり、素晴らしいポテンシャルを持ち、テニス界のスターになる選手が出てきているのは確か。これからの数カ月、数年で何が起こるか見てみたい」とコメントした。
世界ランキングで1位にいる重要性については「あまり考えてはいない。ローマの決勝前にもランキングについて聞かれたけど、あの時も唯一のモチベーションは優勝するということだった。それが正直な気持ち。もちろん2位や5位より1位の方がいいに決まっているけど、最もうれしいのは出場する全ての大会で常に闘争心を持って戦えること。そして、いい結果を出すこと」と自身の考えを明かした。
全仏オープン11度目の制覇へ向け、王者ナダルは1回戦で
A・ドルゴポロフ(ウクライナ)と対戦する。
いよいよ、全仏オープンテニス開幕!WOWOWにて連日生中継。第1日は無料放送。
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【放送予定】
2018年5月27日(日)~6月10日(日)
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