テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は12日目の26日、男子シングルス準決勝が行われ、第2シードの
R・フェデラー(スイス)は6-1, 5-2とリードした時点で世界ランク58位の
チョン・ヒョン(韓国)の途中棄権により、思わぬ形で決勝進出。2連覇と6度目の優勝に王手をかけた。
>>全豪OP 対戦表<<>>フェデラーvsチリッチ 1ポイント速報<<この日、第1ゲームでいきなりブレークに成功したフェデラーは、テンポの速いストロークでチョンを翻弄し、1ゲームしか与えずに第1セットを先取する。
第2セットもミスが目立つチョンから第4ゲームでブレークに成功し、リードを奪うと、第8ゲーム途中でチョンが途中棄権を申し入れた。
チョンは、足のマメの痛みで第2セット第5ゲーム終了時にメディカル・タイム・アウトをとり、治療を受けて試合を再開したが、無念の途中棄権となった。
決勝では、全豪オープン初優勝を狙う第6シードの
M・チリッチ(クロアチア)と対戦する。チリッチは準決勝で、世界ランク49位の
K・エドモンド(イギリス)をストレートで下しての勝ち上がり。
19年連続で全豪オープンに出場しているフェデラーが全豪オープンの決勝に進出するのは、今回で7度目。昨年は決勝で
R・ナダル(スペイン)とのフルセットにおよぶ激闘を制し、優勝を飾った。これまで四大大会では歴代最多の19勝をあげている。
一方、21歳のチョンは今大会、第4シードの
A・ズベレフ(ドイツ)や第14シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)らを下す快進撃で、韓国史上初の四大大会ベスト4進出を果たしていた。
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