男子テニスで元世界ランク1位の
J・C・フェレーロ(スペイン)が24日開幕のバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッド クレー、ATP500)で、5年ぶりにコートに復帰することが判明した。
>>バルセロナ・シングルス対戦表<<錦織圭もシングルスで出場予定だったバルセロナ・オープンのドローにサプライズ発表があった。2003年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)覇者のフェレーロが大会参加の招待を受け入れ、ダブルスに世界19位の
P・カレノ=ブスタ(スペイン)とペアを組み、ワイルドカードで出場する。1回戦は
M・マトコウスキー(ポーランド)/
D・ネスター(カナダ)組と対戦。順当に勝ち上がった場合、2回戦では
J・マレー(英国)/
B・ソアレス(ブラジル)組と顔を合わせる。
フェレーロは、2012年10月のバレンシア・オープン(スペイン/バレンシア、ハード、ATP500)を最後に32歳で現役を引退していた。
現役時代には16度のタイトルを獲得。2003年の全仏オープンで四大大会初の優勝を飾り、同年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)でも準優勝を果たした。通算戦績は479勝262敗。
フェレーロは引退後、アカデミーを運営しており、世界各地の大会運営にも参画。25歳のカレノ=ブスタはアカデミーの生徒の1人であり、カレノ=ブスタにとって同胞のフェレーロはアイドルの1人である。
なお、シングルスに第2シードで出場予定だった錦織圭は22日、右手首の負傷を理由に同大会の欠場を発表。同日の練習中にマイアミ・オープンで痛めた右手首の痛みが再発し、今後は拠点のフロリダに戻って療養する予定。
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