テニス腐敗防止組織(TIU)はフランス出身のC・ルスティーヌに、試合への賭けをしたことによって、言い渡された処分の半分となる7カ月の出場停止処分が正式に下されたと明らかにした。
加えて、24歳のルスティーヌはテニスの試合への賭けを認めたとして1万ドルの罰金も科された。
フランスのオンライン・ギャンブルを取り締まっているARJELと連携して調べていたTIUは、世界ランク164位のルスティーヌが2012年2月から2015年6月にかけて220試合にオンラインで賭けをしていたと語っている。
またTIU曰く、その試合のいずれもルスティーヌ自身の試合への賭けはしていなかったことも公にしている。
ルスティーヌの罰金は、もしTIUに有益な活動を支援してくれれば5千ドルへ減額される。TIUはATPツアー、WTAツアー、そしてグランドスラム委員会によって2008年に創設された組織である。
(STATS - AP)


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