男子テニスツアーの下部大会である かしわ国際オープンテニストーナメント(千葉県柏市/吉田記念テニス研修センター、ハード)は大会6日目の9日、シングルス準決勝が行われ、第3シードの19歳
越智真が第7シードの
片山翔を6-1, 6-2のストレートで下し、決勝進出を果たした。
この試合、片山のセカンドサービス時に87パーセントの確率でポイントを獲得した越智は、6度のブレークチャンスを全て活かして片山を圧倒し、1時間4分で決勝進出を決めた。
越智は、2013年の全日本ジュニア18歳以下で優勝、JOCジュニアオリンピックカップでもタイトルを獲得して日本ジュニアランキング1位を記録した。
昨年の4月からプロとして活動を始め、10月のフューチャーズでは決勝で
竹内研人との日本人対決を制して初優勝。世界ランキングでは1500位台から1年で500位台まで上げるなど、今後の活躍に期待がかかる注目選手の1人。
今大会は1回戦で
今井慎太郎、2回戦で
菊池玄吾、準々決勝で岸亮太、そして準決勝で片山といずれもストレートで下しての決勝進出で、ここまでトータルでわずか8ゲームしか落とさずに勝ち進んでいる。
決勝ではジュニア世界ランク2位の17歳
綿貫陽介と第4シードの
吉備雄也の勝者と対戦する。


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