男子テニスのBNPパリバ・オープン男子(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード)は13日、シングルス2回戦が行われ、3連覇を狙う第1シードで王者の
N・ジョコビッチ(セルビア)が世界ランク149位で22歳の
B・フラタンジェロ(アメリカ)を2-6, 6-1, 6-2の逆転で下し、初戦突破を決めた。今大会はシード勢が1回戦免除のため、ジョコビッチは2回戦が初戦だった。
>>BNPパリバ・オープン対戦表<<この試合、第1セットを落としたジョコビッチは、第2セットに入るとファーストサービスが入った時に100パーセントの確率でポイントを獲得してフラタンジェロを圧倒。
ファイナルセットは第1ゲームでブレークする好スタートを切るも、第2ゲームですぐさまブレークバックを許す。しかし、世界ランク1位の力を発揮したジョコビッチがこのセットだけで3度フラタンジェロのサービスゲームを破り、1時間46分で勝利した。
3回戦では第27シードの
P・コールシュライバー(ドイツ)と対戦する。コールシュライバーは2回戦で
D・クドラ(アメリカ)を破っての勝ち上がり。
今シーズン、ジョコビッチは全豪オープンで2連覇達成と同時に大会6度目の優勝を飾った。昨年は全豪オープン・ウィンブルドン・全米オープンの3大会で優勝、マスターズ6大会を制覇、ATPワールドツアー・ファイナルでは史上初の4連覇など数々の快挙を成し遂げた。
BNPパリバ・オープン男子では過去に4度優勝しており、今回は3連覇と大会5度目のタイトル獲得を狙う。
一方、敗れたフラタンジェロは予選を勝ち抜き本戦へ出場。1回戦では
T・ガバシュビリ(ロシア)をストレートで下していた。


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