男子テニスツアーのデルレイ・ビーチ・オープン(アメリカ/デルレイ・ビーチ、ハード)は19日、シングルス準々決勝が行われ、元世界ランク4位で11カ月ぶりのツアー復帰となる
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)が第5シードの
J・シャーディ(フランス)を6-2, 6-3のストレートで下し、ベスト4進出を決めた。
この試合、デル=ポトロはシャーディに1度のブレークを許すも、自身は4度のブレークに成功。1時間20分で勝利した。
手首の怪我の影響により、まだバックハンドに不安が残るデル=ポトロだが、2014年に優勝を飾ったアピアシドニー国際以来約2年ぶりとなる4強進出を果たした。
現在世界ランク1041位のデル=ポトロは2009年全米オープン覇者。昨年のアピア国際シドニーで約11ヶ月ぶりとなるツアー復帰を果たすも全豪オープンを欠場し、再び左手首の手術を受けた。だが、その後3度目の左手首の手術を受けるなど度重なる手首の怪我に悩まされていた。
準決勝では
S・クエリー(アメリカ)と対戦する。過去の対戦成績はデル=ポトロから2勝0敗。
また、デル=ポトロは3月7日から20日にかけて開催される今季最初の男子マスターズ1000大会であるBNPパリバ・オープンに主催者推薦を受けて出場することが決まった。
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