テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は4日、女子シングルス準決勝が行われ、
M・ヒンギス(スイス)/
F・ペネッタ(イタリア)組が第3シードの
C・ブラック(ジンバブエ)/
S・ミルザ(インド)組を6-2, 6-4のストレートで下し決勝進出を決めた。
この試合ヒンギス/ ペネッタ組はファーストサービスが入った時71パーセントの確率でポイントを獲得し、ブラック/ ミルザ組から4度のブレークに成功し1時間10分で勝利した。
勝利したヒンギス/ ペネッタ組は決勝で
クルム伊達公子(日本)/
B・ザフラヴォワ・ストリツォワ(チェコ共和国)組を7-5, 6-3で下した第4シードの
E・マカロバ(ロシア)/
E・ヴェスニナ(ロシア)組と対戦する。
ヒンギスがダブルスでグランドスラムを優勝するのは2002年全豪オープン以来となり、全米オープンで優勝するのは1998年、J・ノボトナ(チェコ共和国)と組んだ時以来16年ぶりとなる。
ヒンギスは2005年に引退を表明し、2006年から再び現役復帰を果たす。2007年の東レ・パンパシフィック・オープンシングルスで優勝果たすが、同年11月に再び引退する。
2013年から2度目の現役復帰を果たし現在はダブルスのみ試合に出場している。
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