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引退したロディックがフェデラーにインタビュー

2012年の全米オープンで現生活に幕を閉じたA・ロディック(アメリカ)が、ライバルであったR・フェデラー(スイス)に、以前インタビューを行った。

2003年の全米オープンでグランドスラム初優勝を飾ったロディックは、その後世界ランク1位の座へのぼりつめる活躍をみせた。しかし、その後は2004・2005・2009年のウィンブルドン、2006年の全米オープン決勝ではいずれもフェデラーに敗れ、準優勝に終わった。



ロディック「この強さは才能だけではないよね?」

フェデラー「才能だけではない。一生懸命練習しているよ。勝つ事が好きなんだ。勝つ事、プレーする事を楽しんでいる。表情には出ていないかもしれないけれどね。」


ロディック「最も誇りに思っている勝利、達成事項は?」

フェデラー「2003年のウィンブルドン初優勝かな。あとは2004年前半に世界1位になった事。」



ロディック「(冗談を交えて)僕に勝っての優勝だったから、僕は嬉しくはなかったけどね。その2009年のウィンブルドン決勝戦の後、僕はロッカールームでとても悲しい思いをしていた。その時の事。君のチームが入ってきて、お互いに黙ってガッツポーズを重ね合わせ、ハグし合っていたけれど、見せびらかす感じは全くなかった。僕のことを慮ってくれての事だったと思うけれど、この場面、覚えているかい?」

フェデラー「僕の嬉しさよりも君の辛さの方がこたえていると思った。対戦相手を尊重するのは大切な事。君は一生懸命プレーしていた。辛い事はわかっていた。全てを手にする事は出来ないからね。」



ロディック「キャリアの中で最も影響を受けた人物は?」

フェデラー「コーチだったピーター・カーター。大切な人だ。10-14歳まで、また16歳-19歳までコーチをしてくれた。兄、いやどちらかというと父のような存在だった。」



ロディック「彼(ピーター・カーター)の死の影響は?」

フェデラー「ものの見方が変わった。目が覚めた。テニス選手である事がいかに幸運なことか、また無駄な事をしてはならない事に気付いた。それから成績が上向いた。ピーターを喜ばせたいという気持ちからね。」



ロディック「振り返って何か後悔する事は?」

フェデラー「2年早く自分の能力に気付き、もっと努力すべきだったような気もする。一生懸命練習して、目的を明確にしてね。でも一方で、そんな時期も大切だったとも今になって思う。怒り、悲しみをあらわにして、プレッシャーの扱い方に苦しんだ16-22歳、この時期があったから良かった。」



今年の全米オープンでフェデラーは第7シードでの出場だった。

ロディック「今年の全米オープンでは、驚きの第7シードだったけれど、どういう印象だった?」

フェデラー「そうだね。自分の事だけに集中したよ。他人が自分の事をどう思っているのかは考えないようにした。でもバックハンドに少し苦しんでいるし、自信もやや失っていた。」

今年フェデラーは、4回戦で過去10連勝していたT・ロブレド(スペイン)にストレート負けを喫してしまった。



31歳のロディックは、32歳のフェデラーに年齢について質問した。

ロディック「年齢の問題だけど、どう思う?」

フェデラー「頑張っているよ。厳しいシーズンになっているけれどね。17歳とか19歳、21歳だと半日で回復出来るけれど、そんな日々は終わった。回復に2-5日かか事もある。大変だし、痛みを伴うプレーで楽しくない時もある。でも心・体次第だけど、体調を整えて、情熱があり、結果が伴えば、もう少しプレーを続けたいね。」


ロディックとフェデラーの対戦成績は、21勝3敗とフェデラーが圧倒的に勝ち越していた。両者の対戦は、観客がいつも盛り上がる熱戦となっていた。



■関連記事■

《【コラム】フェデラー最大の被害者となったロディック「自分がどう感じるかが重要」◇第1弾 2012引退シリーズ その3》

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■関連動画■

《芸術的なバックハンドを放つ天才ガスケを特集!ATP男子ツアーマガジン Vol.187》

《フェデラーが不調とラケットチェンジについて語る!ATP男子ツアーマガジン Vol.185》
(2013年9月30日16時19分)

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