HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細) |
|
テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)は8日、女子シングルス決勝が行われ、昨年覇者で第2シードのM・シャラポワ(ロシア)が第1シードの世界女王S・ウィリアムズ(アメリカ)に4-6, 4-6のストレートで敗れ、大会連覇とはならなかった。
シャラポワは試合後、観客に向かって次のようにスピーチをした。「皆さんの惜しみない応援にとても感謝しています。全仏ではたくさんいい思い出があり、今回も決勝戦まで残れたので、私にとっては本当に特別な地です。今年も皆さんの前で決勝戦を戦えたことをとても誇りに思っています。今大会に参加するのをいつも楽しみにしているんです。」
「負けたのは残念ですが、今日の相手は本当にタフな相手でした。できる限りのことはしましたし、そうするしかありませんでした。でもそれでも十分ではなかったようです。セリーナは今年、信じられないようなプレーをみせていて、これは昨年もそうでした。今日もその実力を遺憾なく発揮していました。なので彼女には心からおめでとうと言いたいと思います。彼女のすばらしいプレーが見れて何よりです。」
続けてシャラポワは「ですが私の今大会での戦績にも誇りを持っています。決勝戦まで進めましたからね。決勝戦まで長い道のりでしたから、全力を尽くさずにコートを去ることだけはしたくなかったんです。勝ちたいのであれば努力しなければならないのです。」とも語った。
そして「来年も出場して優勝をねらいたいと思います。」と来年への意気込みも語った。
またシャラポワはセリーナを倒すのがなぜ簡単ではないのかを聞かれ、次のように答えている。「試合開始当初から全力を尽くさなければならないからよ。今日はチャンスが何度かあったけれど、彼女の強力なサーブなどで糸口をみつけられなかった。彼女を倒すのが難しいのはこれが大きいわね。」
加えてセリーナは、決勝戦のシャラポワのプレーについては次のようにコメントしている。「対戦した中でベストのテニスをしていた。本当に勝ちたかったんだと思う。プランを立てて、いいプレーをするんだという意気込みが感じられたわ。いいプレーをすること、これが彼女にとっての試合の鍵だったと思う。そして実際にいいプレーをしていたと思うわ。すばらしいテニスを披露していたと感じた。」と敗者をたたえていた。
昨年優勝していたシャラポワは、今回準優勝に終わったため、最新の世界ランキングでは現在の2位から3位にランクダウンするとみられている。
また16度目の対戦となったセリーナとシャラポワは、今回の対戦で14勝2敗とセリーナがリードを広げた。シャラポワは2004年以降、セリーナから1度も勝利を飾る事が出来ていない。
《全仏オープン2013 男女対戦表》
《全仏オープン2012 男女対戦表》
《全仏オープン2011 男女対戦表》
■関連記事■
《31歳セリーナ、11年ぶりの優勝「信じられない、もう1度優勝したいわ」<全仏オープン>》
《セリーナ、11年前の優勝を思いだし「勝てるなんて思っていなかった」<全仏オープン>》
《元女王シャラポワ、連覇に王手「攻撃的なプレーに徹した」<全仏オープン>》
《シャラポワが初優勝 史上10人目の快挙達成◇全仏オープン》
《第5シードのセリーナが初の初戦敗退◇全仏オープン》
■関連動画■
《ムチュア・マドリッド・オープン女子【決勝】セリーナ vs シャラポワ》
《シャラポワが新たなブランドを立ち上げる!?WTA女子ツアーマガジン Vol.3》
■関連商品■
《シャラポワ関連グッズ》
《S・ウィリアムズ関連グッズ》
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.