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男子テニスツアーのバレンシア・オープン(スペイン/バレンシア、賞金総額142万4850ユーロ、インドアハード)は23日、シングルス1回戦7試合が行われ、第1シードのD・フェレール(スペイン)が予選を勝ち上がったO・ロクス(ベルギー)を7-5, 7-5のストレートで退け、順当に2回戦へ駒を進めた。
世界ランク5位のフェレールと同104位のロクスは、互いにフットワークと安定したストロークを武器とし、各セットとも接戦へともつれた。
第1セットは両者2度ずつのブレークを奪い合ったものの、終盤で3度目のブレークに成功したフェレールがこのセットを先取。
第2セットでギアを上げたフェレールは唯一握られたブレークポイントでブレークを許したが、ロクスのサービスゲームで14回握ったブレークチャンスを12回もしのがれたものの、何とかストレートで勝利をものにした。ストレート勝利ながら、この試合は2時間13分も要した。
2回戦でフェレールはA・ラモス(スペイン)と準々決勝進出をかけて対戦する。またフェレールは今大会シングルスのテニス人生に幕を閉じた元世界ランク1位のJ・C・フェレーロ(スペイン)とのダブルスにもエントリーし、水曜日のセンターコートでC・ベルロク(アルゼンチン)/A・ドルゴポロフ(ウクライナ)組との1回戦を行う。
その他、この日登場したシード勢は思わぬ敗戦を喫した。
第2シードのJW・ツォンガ(フランス)はX・マリス(ベルギー)と対戦し、ゲームカウント1-3とリードされたところで腰の痛みを訴え途中棄権を申し入れた。第3シードのJ・ティプサレビッチ(セルビア)もG・シモン(フランス)と対戦中、ゲームカウント4-5とリードを許したところで右肩を負傷し、途中棄権を申し入れた。
今季獲得ポイントの上位8選手しか出場できないツアー最終戦への残り2枚の切符を争っているツォンガとティプサレビッチ。その最終戦へのポイントレースで8位にいる二人は、その切符獲得をかけて、来週フランスはパリで行われるシーズン最後の大会であるマスターズ1000大会に望みを託すこととなった。
マリスはC・ベルロクを6-3, 6-3で退けたJ・メルツァー(オーストリア)と、シモンはM・グラノジェルス(スペイン)と予選を勝ち上がったJ・ハジェク(チェコ共和国)の勝者と2回戦で顔を合わせる。
この日行われた試合結果は以下の通り。
D・フェレール (1) ○-× O・ロクス, 7-5, 7-5
X・マリス ○-× JW・ツォンガ (2), 3-1, 途中棄権
G・シモン ○-× J・ティプサレビッチ (3), 5-4, 途中棄権
N・アルマグロ(スペイン) (6) ○-× J・C・フェレーロ, 7-5, 6-3
A・ドルゴポロフ ○-× F・ボランドリ(イタリア), 6-3, 7-6 (7-5)
S・クエリー(アメリカ) ○-× F・ロペス(スペイン), 6-3, 7-6 (7-4)
J・メルツァー ○-× C・ベルロク, 6-3, 6-3
今大会の優勝賞金は34万2850ユーロ。
(翻訳/弓削忠則)
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