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女子テニスツアーのロジャーズ・カップ女子(カナダ/モントリオール、賞金総額216万8400ドル、ハード)は土曜日、雨で順延となっていた試合を含め、3回戦と準々決勝を行った。
3回戦では地元期待のA・ウズニアッキ(カナダ)が登場、C・マーケイル(アメリカ)を7-6(7-5), 6-3で振り切り、カナダ人選手として20年ぶりの今大会ベスト8入りを果たした。20年前にベスト8入りしたのはP・ヒー(現在は結婚してヒー=ブーレの姓)で、1992年に準々決勝まで進んだもののM・セレス(アメリカ)に敗れていた。
また第7シードのC・ウォズニアキ(デンマーク)はV・レプシェンコ(アメリカ)と対戦、第1セットを奪われたものの第2、3セットを連取し、4-6, 6-3, 6-4のスコアで振り切ってベスト8入りを決めた。
ウォズニアキは第2セットの序盤でトレーナーから右足の治療を受けたものの、大事には至らず、しっかりと勝ってシードを守った。
試合後、ウォズニアキは「膝に違和感があった。テーピングをした後は大分良くなり、コート上ではまったく痛みを感じないほどになった。」と振り返った。
その他の3回戦では第2シードのA・ラドワンスカ(ポーランド)がC・シーパース(南アフリカ)を6-2, 6-4で、T・パスゼック(オーストリア)がC・スアレス・ナバロ(スペイン)を6-3, 6-0で一蹴し、準々決勝を決めた。
3回戦でシードを守れなかったのは第6シードのA・ケルバー(ドイツ)と第8シードのS・エラーニ(イタリア)の2人。ケルバーはR・ビンチ(イタリア)に2-6, 6-7(7-9)で、エラーニは第10シードのN・リー(中国)に4-6, 2-6で、それぞれ敗れている。
そして迎えた準々決勝ではウズニアッキがウォズニアキと対戦、地元観客の声援を背にプレーしたウズニアッキだったが、格上のウォズニアキには一歩及ばず4-6, 4-6で敗退し、ベスト4入りはならなかった。
両者は過去に9度の対戦があり、ウズニアッキが勝ったのは2009年の東京での対戦の1度のみ。その際はウォズニアキがウィルス性感染症のために第1セットの途中で棄権しての勝利だった。
試合後、ウズニアッキは「彼女(ウォズニアキ)は私と対戦するときはなぜかいつも好調。対戦するたびに彼女に追いつきたいと思ってプレーをしている。次回は勝ちたい。」と悔しさをにじませていた。
勝ったウォズニアキは準決勝で第5シードのP・クヴィトバ(チェコ共和国)と対戦する。クヴィトバは準々決勝でパスゼックを6-3, 6-2で退けての勝ち上がり。
ドローの他の山では今年のウィンブルドン準優勝者で世界ランク2位のラドワンスカがリーと対戦、ラドワンスカ有利かと思われたがリーが底力を発揮、6-2, 6-1で圧勝してベスト4入りを決めている。
勝利したリーは準決勝で第16シードのL・サファロバ(チェコ共和国)と対戦する。サファロバは準々決勝でビンチを6-2, 6-2で圧倒してベスト4勝ち残りを決めている。
今大会の優勝賞金は38万5000ドル。
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