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女子テニスツアーのロジャーズ・カップ女子(カナダ/モントリオール、賞金総額216万8400ドル、ハード)は金曜日、雨で順延となっていた試合を含めて2、3回戦を行った。
第1シードのV・アザレンカ(ベラルーシ)は前日にT・パスゼック(オーストリア)と対戦、3-3となった時点で降雨により順延となっていたが、その後、左膝の故障で棄権を決めた。
アザレンカは「長引かないことを願っていますが、現時点では分かりません。しばらく休養をとっていないのでここで休みを取ることが必要です。休んでから今季後半戦に臨みたいと思います。ひどくないといいのですが……」と心配そうな様子をみせていた。
ロンドン五輪のシングルスで銅メダル、ミックスダブルスでは金メダルを獲得しているアザレンカは「オリンピックで多大なエネルギーを消耗しました。そこから回復する間もなくこの大会に出場したので体が悲鳴をあげつつあります。五輪が終わってカナダに来て、またトレーニングをスタートしたので膝の具合が思わしくないんです。」と説明している。
またアザレンカは、オリンピックでは膝はまったく気にならなかったとも話している。「故障はカナダに来てからのものです。こちらでトレーニングを始めたときにやってしまいました。」
今回の故障でアザレンカは来週のシンシナティの大会でも棄権を決めている。全米オープンを最優先するため、とアザレンカは述べる。「まず健康な体を取り戻し、全米オープンに100%の状態で臨みたいと考えています。」
一方、主催者推薦での出場となっている地元期待のA・ウズニアッキ(カナダ)はC・マーケイル(アメリカ)との3回戦を行っていたが、7-6(7-5), 5-2とリードした時点で雨に見舞われ、順延となっている。
ウズニアッキはカナダ人選手として20年ぶりの今大会ベスト8入りを目指している。20年前にベスト8入りしたのはP・ヒー(現在は結婚してヒー=ブーレの姓)で、1992年に準々決勝まで進んだもののM・セレス(アメリカ)に敗れている。
その他の2回戦では、第6シードのA・ケルバー(ドイツ)がE・マカロバ(ロシア)を6-3, 6-3、また第7シードのC・ウォズニアキ(デンマーク)がK・ベルテンス(オランダ)を7-5, 6-1のストレートで下し、それぞれ3回戦進出を決めている。
他方、3回戦では第5シードのP・クヴィトバ(チェコ共和国)が第9シードのM・バルトリ(フランス)を6-1, 6-1のスコアで一蹴し、ベスト8入りを決めた。
完敗を喫したバルトリは、試合後「彼女(クヴィトバ)の今日のパフォーマンスは手が付けられないほど素晴らしいものでした。あのようなプレーをされたら相手がつけ入る隙はほとんどありません。ブレークポイントが何本かありましたが、いずれもサービスエースで挽回されてしまいました。」と脱帽の様子だった。
また第16シードのL・サファロバ(チェコ共和国)は第4シードのS・ストザー(オーストラリア)と対戦、サファロバが格上のストザーを7-6(11-9), 7-6(7-5)で振り切り、準々決勝に駒を進めている。
今大会の優勝賞金は38万5000ドル。
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