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男子テニスツアーのスウェーデン・オープン(スウェーデン/バスタッド、賞金総額35万8425ユーロ、クレー)は金曜日に準々決勝を行い、第1シードのD・フェレール(スペイン)が元世界ランク5位で同胞のT・ロブレド(スペイン)を6-3, 4-6, 6-0で振り切り、準決勝に駒を進めた。試合時間は2時間4分だった。
今大会で2007年に優勝し、2011年には準優勝しているフェレールはこれで今季の戦績を49勝9敗とした。一方のロブレドは怪我のため長期間にわたって休養しており、今大会が復帰後初のトーナメントとなっていた。
試合後、フェレールは「今日は安定したプレーができました。彼(ロブレド)はいいテニスをしていました。怪我をしなければ再びランキングをトップに戻していくでしょう。特に第2セットの彼のテニスには脱帽でした」とコメントした。
勝ったフェレールは準決勝で第6シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)と対戦する。ディミトロフは準々決勝で第3シードのA・ラモス(スペイン)を7-6 (7-1), 6-3で退けての勝ち上がり。試合時間は1時間49分だった。
ATPツアーで2度目のベスト4入りを決めたディミトロフはサービスポイントで65%の確率でポイントを決め、格上を下した。
試合後、ディミトロフは「お互い、長きにわたってよく知っている仲なので、今日は精神面が勝敗を分けたと思います。彼は典型的なクレーコートプレーヤーで、走り回って相手がミスをするのを待つタイプです。今日の私のプレーはベストの状態にあったとは思いませんが、精神的にはベストの状態にあったので非常に助かりました。勝ちは勝ちですし、今日は勝てたことが一番大切なことだったと思います」と分析した。これでディミトロフは今季の戦績を15勝10敗とした。
ドローの他の山では第2シードのN・アルマグロ(スペイン)がD・ヒメノ=トラバー(スペイン)と対戦、フルセットにまでもつれ込んだもののアルマグロが7-6 (7-5), 4-6, 6-3のスコアで振り切り、ベスト4進出を決めた。
アルマグロは12本のブレークポイントを握られたが、そのうち11本を跳ね返し、勝利をもぎ取った。試合時間は2時間15分だった。
試合後、アルマグロは「ベストのプレーを心がけました。100%ではありませんでしたが、ベスト4入りできました。今は休息が必要です。肩を休めて明日の試合に備えたいと思います」と述べ、故障を抱えて不安そうな様子をみせた。
世界10位のアルマグロはこれで今大会で4度目の準決勝進出を決めた。2010年にはR・ソデルリング(スウェーデン)を下して優勝しており、2007年にはフェレールに敗れたものの準優勝している。アルマグロは今季すでに2勝しており、今大会では3勝目をねらう。
アルマグロは準決勝でJ・ハジェク(チェコ共和国)と対戦する。ハジェクは準々決勝でJ・ゾップ(エストニア)を6-3, 4-6, 6-3で振り切っての勝ち上がり。試合時間は1時間47分だった。
世界102位のハジェクは今回がツアー初の準決勝進出で、今週はすでに第4シードのJ・ニエミネン(フィンランド)、第7シードのF・ボランドリ(イタリア)を撃破している。
準決勝についてアルマグロは「彼(ハジェク)はいいテニスをします。今大会でも以前にベスト4入りしています。今大会で再びベスト4入りできたという意味で明日の試合は私にとって特別なものです。日曜日には決勝戦のコートに立っていたいと思います。全力で戦うつもりです。勝って決勝に進出したいと思います」と力強く話している。
今大会の優勝賞金は6万4700ユーロ。
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