- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

ジョコビッチ、フェデラーらシード勢が2回戦進出◇全仏オープン

テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、クレー)は大会2日目の28日、男子シングルス1回戦が行われ、第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)、第3シードのR・フェデラー(スイス)がともに勝利、順当に2回戦に駒を進めた。

この日のセンターコート第3試合に登場したジョコビッチは、P・スタラーチェ(イタリア)に7-6 (7-3), 6-3, 6-1のストレートで勝利、グランドスラム4大会連続優勝の偉業達成に向けて、初戦を勝利で飾った。

「プレッシャーは常にあります。プレッシャーを感じるのは特権のようなものだと捉えていますし、挑戦でもあります。」とジョコビッチ。「もしプレッシャーを感じるのならば、それは正しいことをしているということです。」

今大会からユニクロのウエアを着用しているジョコビッチは昨シーズン、全豪オープン、ウィンブルドン、そしてUSオープンでタイトルを獲得。さらに、今年も全豪オープンでタイトルを獲得している。

ジョコビッチにとって今年の全仏オープンは、生涯グランドスラムを達成するための最後の1ピースというだけでなく、過去のチャンピオン達が達成できなかった四大大会の完全制覇という偉業達成がかかっている。

昨年の今大会では、準決勝でフェデラーに敗れていたジョコビッチは「そのことについてネガティブなプレッシャーはありません。そのことは挑戦ですし、喜んで受け入れて、楽しむものだと思っています。1歩ずつ進んでいくものです。まだタイトルについて話すには早いですが、間違いなく目標ではあります。」と、タイトルへの思いを語っている。

この日の試合を通して1本もブレークピンチに直面することのなかったジョコビッチであったが、第1セットではスタラーチェの粘りの前にリードを奪うことができず、タイブレークまでもつれることとなった。

第2セットでは第3ゲームだけで5本のブレークチャンスがありながらも、ブレークには至らなかったジョコビッチだが、第7ゲームで初めてブレークに成功すると、その後は快調にポイントを重ねていった。

「序盤は、リズムとフットワークの調整が必要でした。それに第1セットで彼は明らかに良いプレーをしていました。」とジョコビッチ。「だけど、試合が終わった今から考えると、第1セットがタフだったことは良かったと思います。」

順当に勝ち上がった場合、準決勝で再びジョコビッチと対戦することとなるフェデラーは、T・カンケを6-2, 7-5, 6-3のストレートで撃破、男子ツアーで最多記録に並ぶ、グランドスラム通算233勝目を挙げている。

試合後のインタビューで、自身のグランドスラム本戦の初勝利について聞かれたフェデラーは、少し考える素振りを見せながらも「思い出せないよ。」と一言。

レポーターに2000年の全豪オープンで、相手はM・チャン(アメリカ)だったことを告げられたフェデラーは「本当に?それは素晴らしい勝利だね。」と、にこっと笑いながら答えた。

30歳のフェデラーは、この日の勝利でJ・コナーズ(アメリカ)に並ぶオープン化以降最多勝利となる233勝をマークした。

「振り返ると、ずいぶんと長い間プレーしてきたことに気づかされます。キャリアの最初の頃は、テレビで見てきたような有名な選手と対戦することが好きでした。」とフェデラー。「でも今は、自分よりも若い選手、新しい世代の選手と対戦しています。何年間も大きな怪我に悩まされなかったのは素晴らしいことです。それに、いつもテニスをプレーすることを楽しめています。」

1970年代から90年代にかけて活躍したコナーズは、グランドスラムで8勝を達成しており、通算233勝49敗という記録を残している。

「コナーズはいまだに偉大なチャンピオンです。」とコメントしているフェデラーは、全仏オープン通算50勝も達成している。他の3大会でも50勝以上を記録しているフェデラーは、四大大会全てで50勝を達成した唯一の選手となった。

さらにフェデラーは、今大会でグランドスラム連続50大会出場も達成している。これは1968年のオープン化以降、史上3位の最長記録となる。男女を通じての連続出場記録は、杉山愛(日本)の62大会連続となっている。

「大きな大会は大好きです。」とフェデラー。「これほどの長い間、成功を続けてこれましたし、わずか30歳でその記録に並べたことは信じられません。とても満足しています。」

この他の上位陣も順当に勝ち上がっており、第7シードのT・ベルディフ(チェコ共和国)D・セラ(イスラエル)に6-3, 6-4, 6-1で、第10シードのJ・アイズナー(アメリカ)がR・デュトラ・ダ=シルバに6-3, 6-4, 6-4で、そして第11シードのG・シモン(フランス)R・ハリソン(アメリカ)に3-6, 7-5, 6-4, 6-1で勝利している。

また主催者推薦で出場している元王者のL・ヒューイット(オーストラリア)B・カブチッチ(スロベニア)と対戦したものの、試合はカブチッチが7-6 (7-2), 6-3, 6-7 (4-7), 6-3で勝利、初戦で大会を去ることとなった。

この他の試合の結果は以下の通り。

F・セラ(フランス) ○-× F・ロペス(スペイン) (15), 5-0, 途中棄権
M・ラオニチ(カナダ) (19) ○-× R・ラミレス=イダルゴ(スペイン), 6-4, 6-2, 6-2
M・グラノジェルス(スペイン) (20) ○-× J・ソウサ(ポルトガル), 6-2, 3-6, 6-3, 6-4
A・セッピ(イタリア) (22) ○-× N・ダビデンコ(ロシア), 6-3, 7-6 (7-5), 7-5
D・ゴファン(ベルギー) ○-× R・シュティエパネック(チェコ共和国) (23), 6-2, 4-6, 2-6, 6-4, 6-2
P・コールシュライバー(ドイツ) (24) ○-× M・エブデン(オーストラリア), 6-4, 6-4, 7-6 (7-4)
B・トミック(オーストラリア) (25) ○-× A・ハイデル=マウアー(オーストリア), 7-6 (7-5), 6-3, 6-3
V・トロイキ(セルビア) (28) ○-× T・ベルッチ(ブラジル), 4-6, 6-3, 5-7, 6-3, 6-2
K・アンダーソン(南アフリカ) (31) ○-× R・マシャド(ポルトガル), 7-6 (7-2), 6-7 (6-8), 4-6, 6-1, 11-9
H・ゼバロス ○-× E・プロドン(フランス), 6-7 (8-10), 6-3, 6-3, 6-2
J・レヴィン(アメリカ) ○-× B・ベッカー(ドイツ), 7-5, 6-2, 6-4
A・クレマン(フランス) ○-× A・ボゴモロフJR(ロシア), 6-2, 3-6, 4-6, 7-6 (7-2), 5-4, 途中棄権
B・ベイカー(アメリカ) ○-× X・マリス(ベルギー), 6-3, 7-6 (7-1), 7-6 (7-5)
P・H・マチュー(フランス) ○-× B・パウ(ドイツ), 2-6, 4-6, 6-4, 6-3, 6-0
M・ジャジーリ(チュニジア) ○-× P・ペッツシュナー(ドイツ), 6-3, 7-5, 7-6 (9-7)
M・ククシュキン(カザフスタン) ○-× E・ガルビス(ラトビア), 6-4, 7-6 (7-4), 5-7, 2-6, 6-4
M・クリザン(スロバキア) ○-× F・ダンチェビッチ(カナダ), 4-0, 途中棄権
L・クボット(ポーランド) ○-× K・ベック(スロバキア), 7-5, 6-2, 7-5
A・ウングル(ルーマニア) ○-× D・ナルバンディアン(アルゼンチン), 6-3, 5-7, 6-4, 7-5
S・ヒラルド(コロンビア) ○-× A・ファリャ(コロンビア), 5-7, 6-2, 6-4, 7-6 (7-4)
M・ロドラ(フランス) ○-× G・ガルシア=ロペス(スペイン), 7-6 (7-5), 6-2, 3-6, 6-3
L・メイヤー ○-× O・ロクス(ベルギー), 6-3, 6-4, 2-6, 6-4

(2012年5月29日6時25分)

Facebookでニュースコメントを投稿

>> テニス365公式Facebookページ
その他のニュース

10月30日

ズベレフ 逆転勝ちで連覇へ前進 (8時59分)

シナー 快勝で世界1位奪還へ弾み (8時07分)

10月29日

内島萌夏 逆転負けで初戦敗退 (15時23分)

島袋将 日本人対決制し今季6度目8強 (14時28分)

マスターズ2大会連続でいとこ対決 (13時29分)

女子最終戦 組合せ決定 (11時17分)

元複世界1位 43歳で現役引退 (10時22分)

初の世界1位撃破で16強「最高」 (9時04分)

大波乱 アルカラス初戦敗退 (8時05分)

10月28日

ダニエル太郎 結婚後初の白星 (20時50分)

坂詰姫野 番狂わせで初戦突破 (20時05分)

西岡良仁 6連勝で初戦突破 (18時57分)

【1ポイント速報】西岡良仁&ダニエル太郎 1回戦 (15時55分)

清水悠太が今村昌倫下し初戦突破 (15時35分)

シナー 世界1位奪還の条件 (14時49分)

試合後にムーンウォークとラケット破壊 (13時44分)

2年5ヵ月ぶりトップ10復帰 (10時06分)

ディミトロフ 3ヵ月ぶり復帰戦白星 (9時07分)

西岡良仁 目標の1つをクリア (7時57分)

【動画】ズべレフが2時間半超えの激闘制した瞬間! (0時00分)

【動画】シナー 完勝で初戦突破!勝利の瞬間! (0時00分)

10月27日

日本大学が王座2連覇達成 (21時08分)

白石光 ダブルヘッダー制し優勝 (19時39分)

17歳・園部八奏 健闘で順位上げる (13時18分)

西岡良仁 前週Vで世界ランク上昇 (11時53分)

19歳フォンセカ優勝、次のジョコ? (9時49分)

シナー 逆転勝ちでツアー22度目V (8時28分)

【動画】43歳マウー 現役最後の試合終えた瞬間、友人ディミトロフと抱き合う (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!